父親としての自覚はどうやって芽生えるの?
親になる自覚は男女で時間差がある
このスタート時点ですでに親としての意識に大きな差ができてしまい、みるみるうちに男性のほうがおいて行かれてしまうということがよくあります。すでに母性満タンの女性からしてみれば、なかなか父性に目覚めないパートナーに対し、イライラすることもあるでしょう。
世の男性を代表して「ごめんなさい」。そして、私もそんな「なかなか父親になりきれない男性」のひとりでした。
しかし、そこで「子育てする気あるの!」とか「あなたの子なのよ!」、「父親としての自覚をもってよ!」などと詰め寄ると、男性は萎縮し、ますます「未知なる領域」に踏み込むことに躊躇してしまいます。
子育てや父親であることに窮屈さを感じる意識を植え付けてしまいます。ちょうど子どもに「勉強しなさい!」と怒鳴りつけてますます勉強嫌いにしてしまうのと同じですね。これではイクメンは育ちません。
理屈のスイッチをオフにしよう!
エコー画像や3Dエコー、4Dエコーを見て実感したというパパの声が多い
- 妊婦検診に付き添い、エコー画像を見たとき
- 初めて抱っこしたとき
- 他人に抱かれると泣くのに、自分が抱くと泣き止んでくれたとき
- 子どもに初めて「パパ」って呼ばれたとき
それなのに、男性は「親の役割って何だろう?」「親としてオレはどう振る舞うべきだ?」などと理屈で考えがちなんです。そして、その答えが見つかるまで「オレはまだ父親になりきれていないな」と思い込んでしまうのです。理屈で考えても答えなんてあるわけないのに、です。
だから、パパのスイッチを入れるために最初にすべきことは、理屈のスイッチをオフにしちゃうこと。「べき論」や義務感をとっぱらって、純粋に五感で赤ちゃんの存在を感じる喜びを知ればパパスイッチがONになります。これで、母乳を出すこと以外何でもできちゃう「パパロボット」の起動完了です。
>> 子育て同様に大切な「パパ育て」