お金を貯める体質改善ノート/お金を貯める体質改善ノート

貯金できる人、できない人の生活習慣

貯金できる人、できない人、実はそれぞれに特徴的な生活習慣があります。生活とお金は密接にリンクしていて、生活の習慣がお金を貯める行動の妨げになってしまう場合もあります。今回は貯まる人貯まらない人の生活習慣の特徴と、改善するためのコツをお話しします!

横山 光昭

執筆者:横山 光昭

お金を貯める体質改善ノートガイド

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貯金できる人・できない人それぞれにクセや習慣がある

貯金できる人、できない人の生活習慣

貯金できる人、できない人の違いには、生活習慣も深く影響しています。「仕方がない」は禁句かも。

私は相談者と話を始めてすぐに「この人は貯金できるな」「いまはできていないとしても、すぐに貯金できる」「この人はちょっと、頑張らないとダメそうだな……」など、貯金力を判断できます。実際に家計改善の取り組みを行ってみると、100%近く当たっています。
貯金できる人、できない人、それぞれのタイプには明らかに共通した傾向やクセがあるので、わかりやすいのです。

まず“貯金できない人”の特徴はどのようなものかというと、何かあるとすぐに“○○のせい”と考えます。つまり言い訳癖がついていて、上手くいかないのは自分以外のせいにし、原因が「自分である」とは考えないのです。
貯金できないことも、「収入が少ないから貯められない」と思い込んでいます。
しかし、同じような境遇でもしっかり貯金している人は沢山おり、不可能ことではないはず。でも「無理」と思い込んでいて、やろうともしないのでは、まず貯金は無理です。

「仕方ない」は状況を悪くする魔法のことば

「収入が低いからお金が貯まらなくて当たり前」と考える人は、「有名大学出身ではないから出世できず給料も上がらない」などというマイナス思考に陥りがちです。
すべてを何かのせいにし、すぐ「仕方がない」とあきらめる。前回の記事でいえば「仕方がない症候群」に当たります。このような方はたくさんいます。

本来そうでもないことでも、「仕方がない」で通し、今ある生活環境は仕方がない、だからお金がかかり、お金が残らないのも仕方がない。このように「仕方がない」を連発し、貯金が増えない言い訳をします。
みなさんも「仕方がない」が口癖になっていませんか?意識してみましょう。
「仕方がない」は便利な言葉ですが、使いすぎると、どんどん自分に甘くります。
本当に「仕方がない」「あきらめるしかない」ことは、実際にはそれほどないものです。

人それぞれ家計の状況は違い、実家暮らしの人と、独り暮らしの人では、使えるお金も変わるように、みんな個々で異なります。そのよう中で自分の軸ではなく、他人に合わせてお金を使うというのは、浪費に拍車をかけるだけ。貯金などできません。
その大元は“見栄”だと思いますが、本人はそれに気付けない(薄々気付いても、見て見ぬふり)ものです。

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