こだわり派なら専用ルーム
映画ファン、AVファンなど、画質や音質にこだわるなら、誰にも邪魔されない専用ルームがおすすめです。視聴中に家族や生活音に邪魔されず、集中して楽しめます。防音がきちんとできていれば、家族が寝ている夜間も、ある程度迫力のある音量で遠慮なく楽しめるのもメリットです。一方、注意したいのは、家族からの孤立です。せっかく専用ルームを設けてみたものの、寂しさのあまり、利用頻度が高く無いという方もいるようです。総じて、単身者や2人暮らしなど、スペースや時間に余裕のある方に適していると言えます。
実際に、お子さんの独立したご夫婦が、余った子供部屋をシアタールームにリフォームして、余暇にホームシアターを楽しまれるケースは多いようです。
専用ルームのヒント
映画ファンから、自分で機器をあれこれ選んだり調整したいAV機器ファンなど、用途やこだわり度合いによってさまざまですので、一概におすすめはありませんが、「部屋」が音や映像のクオリティーに大きく影響するので、専門知識を持った業者(ホームシアターインストーラー)への相談をおすすめします。例えば、以下のような専門技量が必要です。・防音/遮音
・音質を向上する調音(吸音/反射)
・快適な画面サイズ(視聴距離)
・照明プラン
・機器のコントロール(ホームオートメーション)
ホームシアターインストーラーは、家電量販店とは異なり、機器の相談から、リフォームや新築など、インテリアコーディネートや工事を伴う案件にも対応できるのが特長です。特に新築時は、早い段階から相談しておくと、防音や配線などを設計に盛り込めるので、後からリフォームするよりも完成度が高く、費用も抑えることができます。