「大人用」と「こども用」がある“おはなしデンワ”
「展示室1」から「展示室2」までを楽しく紹介してくれる「おはなしデンワ」
展示室をより楽しむことのできる「おはなしデンワ」(音声ガイド)は大人用とこども用の2種類が用意されています。
語り掛け方が違うだけでなく、大人用には原画の書かれた時代の曲が入っていたり、こども用ではクイズがあり、全問正解すると最後にプレゼントがもらえます。
「おはなしデンワ」の返却BOXがドラえもんのポケットになっているのにもぜひ注目してみてください。
子供目線でも楽しめる展示の数々
「展示室1」では、代表作の直筆カラー原画などを展示
展示台の引出部分にはキャラクターや作品にまつわる品々が!
「展示室1」は、「ドラえもん」「オバケのQ太郎」「パーマン」「キテレツ大百科」などの貴重な原画を常設展示し、展示台の引き出しには「奇天烈大百科」と「神通鏡」やパーマンの変身セットなどが入っているというユニークな仕掛けです。
展示台自体も子ども目線の低いものですが、特にこの引き出しは小さな子どもも覗き込める高さなので興味を持ちそう。
まんがができるまで
「まんがができるまで」では、実際の原稿の上をドラえもんやのび太の映像が動きながら説明してくれるので、子どもにも理解しやすいでしょう。
膨大な蔵書や資料を展示する、天井高約8.5mの書棚
クラッシック音楽などを流しながら仕事していたという仕事場を再現した「先生の部屋」では、愛用の机の上に天井高約8.5mの書棚を設け、自宅から運び込まれた膨大な書籍とコレクション(約1万点)を展示。
中にはプラモデルや恐竜の化石などもあるのですが、とにかく高さがあるので目を凝らして見たり、上の階ののぞき窓から眺めたり……、見れば見るほどいろいろ発見できそう!
「展示室2」は原画の展示室。パーマンのバッジの形をしたチェアもかわいい
展示室2では各作品の第1話を中心に約85点を展示。「ドラえもん」「おばけのQ太郎」「ウメ星デンカ」「21エモン」「パーマン」など、まんがの第1話のダイジェストを楽しめます。
子どもたちにクリスマスプレゼントで欲しいものを書いてもらったという「サンタ特急便」の話も、温かい人となりが伝わります
この他、藤子・F・不二雄さんのこれまでを年表とゆかりの品でたどる「ヒストリーロード」、ご自身の趣味や家族への思いの伝わる手紙や品々が展示された「先生のにちようび」があります。
>>次は、屋外にも広がる作品の世界