若い人々はテイクアウト、ミドルエイジは2階席。
世代によって利用のしかたが異なるというのも興味深い傾向。
若いママたちはシングルオリジンというキーワードを知らなくても、「あ、今日はコスタリカの豆なのね」などとごく自然に楽しんでいるようで、それこそが理想的な姿なのかもしれません。
「最も難しいのは、ピーク時の一杯ごとのクオリティ。まだまだ勉強しなければ」
早くも週に3度、朝のエスプレッソを楽しむ素敵な60代の女性も現れました。娘さんのご主人がイタリア人のためバール文化が身についており、最初のうちは砂糖をたっぷり加えてさっと飲み干していたものの、Ryumonでは週に1度以上豆の種類が変わると知ってからは、砂糖なしでシングルオリジンの味わいを楽しんでいるとか。
コーヒースタンドのバリスタの資質
吉祥寺北町にある自宅から自転車で出勤する小泉直樹さん。
群馬まで100kmを自転車で(!)帰省したこともあるほどの自転車好き。
こんなスタンドが身近になっていく動きは、コーヒー好きにとって喜ばしいニュース。高品質のコーヒーが多数の人々に受け入れられることでコーヒー農園の労働者にもっと利益が還元され、良い循環につながっていくことも、小泉さんの願いのひとつでした。
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