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金に投資できる投資信託(ファンド)とは?(2ページ目)

金価格の上昇が続いてます。テレビ等での広告を目にする機会も増え、金投資に興味を持っている人も多いことでしょう。そこで今回は、金に投資できる投資信託(ファンド)をご紹介します。金関連ファンドの基本や探し方、金ETFとの違いなどを解説します。

横山 利香

執筆者:横山 利香

投資をはじめてみようガイド

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金関連ファンドを探すには

金に投資する投資信託は通常、商品(コモディティ)ファンドになります。金関連ファンドの知名度を上げた投資信託としては、金鉱企業の株式を中心に投資する「ブラックロック・ゴールド・メタル・オープン(A、Bコース)」(ブラックロック・ジャパン)が挙げられるでしょう。

●参考:ブラックロック・ジャパン外国株式型(一覧表の上段にあります)

とは言え、モーニングスターの金・原油関連ファンド(下図)を見ても、他の投資信託に比べると、まだまだ本数が少ないのが現状と言えます。
図

モーニングスターの検索結果より筆者作成(2011年8月現在)

ちなみに、金関連の投資信託としてひとくくりになっていますが、株式や先物を投資対象としていたり、分配の回数や為替ヘッジの有無等、商品内容は様々です。あらかじめ商品内容を確認してから投資することが大切です。

ところで、金に投資できる投資信託としては、金ETFもあります。金の投資信託と金ETFでは何が異なるのでしょうか。

金ETFと金関連ファンドとの違い

金ETFは金価格連動型上場投資信託と言い、基準価額が金価格に連動する上場投資信託のことです。詳しくは金ETFで金投資をする際の魅力とデメリットも参照して下さい。

ETFは株式市場で取引できる投資信託ですので、証券会社に口座を持っていれば自由に売買することができます。通常の投資信託であればファンドマネージャーに運用を任せられますが、ETFでは価格の動きを常にチェックして、自分で売買の判断を下さなければなりません。

また、取引の際にかかる手数料は、ETFの場合には株取引と同様になりますので、通常の投資信託とは異なります。ETFと投資信託の主な違いを表にまとめました。
図

投資信託とETFの主な違い

投資信託にも、金ETFにも、それぞれの良さがあります。どちらが自分に向いた商品なのかをあらかじめよく検討した上で、投資することが大切になるでしょう。


金投資には金の投資信託やETFの他にも、純金積立や金貨、金地金、金の先物取引など様々な種類があります。気になる金投資があれば純金積立、金地金…金投資の種類と選び方 でチェックしてみましょう。


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