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次世代レクサスの先駆モデル・新型GS発表!(2ページ目)

米国の「ペブルビーチ・コンクール・デレガンス」にてワールドプレミアを果たした次期レクサスGS。今後のレクサス車を示すという、印象的な大型グリルを採用したモデルだが、果たして日本ではどのような評価を受けるのだろうか?

国沢 光宏

執筆者:国沢 光宏

車ガイド

インテリアは新しい!

レクサスGS

世界初となる12.3インチの大型ディスプレイを設置。今までにない、新しい室内の風景を楽しめる


一方、インテリアはエクステリアと好対照。とてもシックで、新しい時代を感じさせる。12.3インチというクルマ用としちゃ大きい液晶画面を採用しており、座った瞬間、今までのクルマとひと味違う「室内の景色」が楽しめることだろう。リアシートの居住スペースも必要にして十分。

ハンドリングや乗り心地の心配は不要だと考える。現行クラウン以降、トヨタ製FRセダンの乗り心地とハンドリングが極端にレベルアップした。先代クラウンと現行クラウンのレベルの差ときたら20年分に匹敵すると思えるほど。次期型GSも素晴らしいクルマに仕上がっているハズ。

もう少し欲しかった「目新しさ」

レクサスGS

ハンドリングや乗り心地に関しては心配ないものの、スペック周りは3.5リッターV6+6速ATと、もう少し“新しさ”が欲しかった


今回発表されたクルマに搭載されているエンジンのスペックを見たら、306馬力の3.5リッターV6+6速ATだった。この他、3.5リッターV6のハイブリッド仕様や4.6リッターV8+8速ATもラインナップされることだろう。残念ながら目新しさという点で「う~ん」。

ベンツEクラスのような1.8リッターターボや、アウディA6に2リッターターボのハイブリッドといった新しい価値観のエンジンなど搭載してきたら面白かった。「デザインも技術も少しばかり古いですね」というのが率直な印象。少なくとも日本では厳しい戦いになるだろう。

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