もっとお金を稼ぐことに思考を振り向けなければならない

収入が上がり辛くても、私たちはもっとお金を稼がなければなりません。なぜなら、世の中のほとんどの問題はお金で解決できるからです。住宅ローンの問題、子供の教育問題、親の介護の問題……。普通に暮らしているならば、お金では解決できない状況に直面するほうがレアケースです。

お金で解決できないことはレアケース

お金で解決できないことはレアケース



むしろお金がないがために環境が制約され、悩ましいという場合の方が多いでしょう。家も車も仕事もすべて失い貯蓄もなければ、国にすがり、その場にしがみつくしか選択肢がありません。選択肢がなければ、自分では選べず、他人の選択肢を与えられるのを待つのみです。国は何をやっているのか、と不満が出ます。

雇われる生き方しかできなければ、不平不満があってもそこにいるしかありません。45歳を超えればどんな理不尽なことをされても、今の会社にすがるのが正しい選択になります。そして、会社が悪い、国が悪い、仕事がないのは社会のせいだ、と責任を他人に押し付けてしまいます。これは良い悪いではなく、自分はどのような生活を望むのか、という選択の問題なのです。

もし宝くじで5億円当たったら?

たとえばあなたが宝くじで5億円当たったとします。

「すごい!当たった!やったー!」……もう大喜びです。
家族で銀行に行き、ドキドキしながら説明を受けます。とりあえずいったんは全額預金しました。そしてまず住宅ローンを全部繰り上げ返済し、完済しました。新車を買い、両親と兄弟にも現金を少しあげました。でもまだ4億円も残っています。

1億円を普通預金で自由に使えるようにし、3億円は利回り1%の金融商品にしました。金利収入は税引き後で年間240万円なので、金利だけで月20万円の収入です。

こういう状態になれば、多くの人が今の会社をやめ、自分が本当にやりたいことをビジネスにするのではないでしょうか。もちろん別に働かなくてもいい。働き続けるのも自由。自分で選ぶことができます。

日本に住んでもいいし、海外に住んでもいい。これも自分で選ぶことができます。子供を何人つくってもいい。子供が5人になって子育てが大変なら家政婦を雇えばいいし、これはこれで雇用の創出になる。家が手狭になったら、全員に個室のある家を買うこともできます。家族旅行だってマイクロバスをチャーターすればいい。

そして、こういう状態になって、キャリアアップを目指すでしょうか。
むかつく上司の下で、ガマンして働くでしょうか。手帳術やロジカルシンキングの本を読むでしょうか。家計簿をつけるでしょうか。

再就職先や天下り先を気にするでしょうか。
年金や老後の生活を気にするでしょうか。
会社や政府の対応を批判するでしょうか。

どうでもよくなりますよね。
「ありすぎて困る」なんてのはウソです。タンス預金なら確かに保管場所に困りますが、銀行に預けておけば、お金はただのデータでしか示されないからです。

宝くじは極端な例に過ぎませんが、お金を稼ぐことは、様々な制約から解放され、自由を手にする道具を手に入れるということです。それは、不平不満からおさらばすることができることも意味します。私たちが理想の生活を手に入れるためには、やはり稼ぎ力をつけなければならないのです。

節約発想からの脱却

私たちの日常は、お金を稼ぎ、使うという活動が多くを占めています。
ですからまず、「節約しよう」「収入の範囲でやりくりしょう」という発想を捨てることです。なぜなら、守りに入ると発想が貧困化し、ますます収入減少になるからです。

節約はラクです。ガマンするかやめるか安いほうに変えるかすればいいだけです。子供でもできることを、大人が一生懸命やる価値があるのでしょうか。

収入を増やすには頭を使わなければなりません。自分で仕事を創り出さなければなりません。これは面倒くさいものです。それならアルバイトをしたほうがラクです。なぜなら、自分で考えなくても仕事が与えられるし、一定時間働けば、確実に時給がもらえるからです。しかしそういう発想の人に、チャンスが巡ってくるでしょうか。

手取り30万円なら、いくら節約しても使える上限は30万円。しかし、もっと自分に投資し、人間関係に投資し、工夫し努力をすることで、40万円、50万円とパイそのものを増やす方が、将来の不安を減らすことにもなります。

ここで、「では何をしたらいいのか?」と聞く人は、思考停止しています。なぜなら、ラクして答えが欲しい人だからです。考えない人には何を言っても、うまくいくことはありません。むしろラクに儲けたいという都合の良い考えで、金利が有利というだけで危険かどうかをきちんと見極めずに投資して大損をする、なんてケースはよくあります。

・自分で探す
・自分で実践する
・ダメなら変えてみる
・自分で考える
・そこで初めて聞く

この繰り返しによって、再現性を生む稼ぎ力が培われるのです。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。