ホームシアターにおけるブルーレイプレーヤーの選び方
ブルーレイプレーヤーは、原則、ブルーレイディスクに加え、CDやDVDの再生も可能です。BD/HDDレコーダーもこれらのディスクが再生可能で、BD/HDDレコーダーをプレーヤーとして利用するユーザーも多いでしょう。しかしながら、旧型のBD/HDDレコーダーは、3Dに対応していない、あるいは録画が始まるとブルーレイの3D再生ができないなど、制約が生じるケースがあります。また再生専用機は、HDDを内蔵せず、騒音や振動が少ないなど、高品位なホームシアターに適した特性を備えているのも事実です。
ここでは、そんなホームシアターに適したブルーレイプレーヤーの最新動向を交え、選び方をご紹介します。
基本機能は、再生対応ディスクの種類をまずチェック
最新の製品は概ねブルーレイ3Dの再生に対応しています。店頭に並んでいる製品でも、旧型製品の中には、3Dに対応していない製品もありますので、3D映像を楽しみたい方は注意しましょう。その他、より高品位な音声で知られるSACDやDVD-Audioディスクの再生に対応した製品や、SACDとDVD-Audioの両方式に対応する「ユニバーサルプレーヤー」と呼ばれる製品もあります。
製品選びのポイントとしては、自身が再生したいディスクを確認し、必要に応じて選ぶと良いでしょう。
性能は、読み込みから再生までの時間をまずチェック
ブルーレイディスクの再生で最も気になるのは、ディスクの読み込みから再生までの時間です。新しい製品ほど、起動や映像が出るまでの時間が短縮され、快適に視聴できるように進歩しています。また、今後も、基本性能、映像や音声の品質、消費電力、大きさ、価格など、多くの面で進化が期待できます。高価な製品は、画質や音質が優れていますが、デジタルのHDMIで出力するのが標準的な現在において、その差は僅かと言えます。特にマニアで無い限り、気にする必要はないでしょう。
製品選びのポイントとしては、進化が早い製品カテゴリーだけに、高価な製品を永く使うという発想よりは、比較的安価な製品を短いスパンで買い換えるのが得策と言えそうです。
おすすめのブルーレイプレーヤー
エントリークラスでおすすめなのが、3D対応のソニー「BDP-S590」。ブルーレイ3Dの再生に加え、SACDの再生にも対応。無線LANを内蔵し、手軽にネット動画も視聴できる。コンパクトで場所を取らず、動作もキビキビして快適に操作できる。