現在、リビングデザインセンターOZONEで「建築家5人展vol.20 10坪のひろい家」が開催中です。
OZONE家づくりサポートに登録する建築家の事例を紹介する好評の「建築家5人展」シリーズ。20回目は「10坪のひろい家」をテーマに、ギルドデザインの磯村一司さん、井上洋介建築研究所の井上洋介さん、インフィールドの三瓶満真さん、M'S WORKSの松永基さん、余田正徳建築設計事務所の余田正徳さんをフィーチャーしています。
今回は5人の建築家が実現させた建築面積10坪前後の住宅事例をとりあげ、採光も通風も敷地の面積も厳しいという条件の中で、居心地のよい住空間を生み出すことに成功したポイントを、図面、写真、模型を交えて分かりやすく紹介しています。
10坪というと小さな家をイメージさせますが、狭い茶室の中に無限の広がりを感じるように、私達の感覚は数値とは必ずしも合致しません。この日本人特有の美的感覚を駆使して建築家が巧みに生み出した、光と風と視線が抜ける住まいをご覧下さい。
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会期:10月11日(火)まで 
水曜休館(祝日は開館) 10:30~19:00 入場無料
会場:リビングデザインセンター OZONE 6階    
住まいとインテリアのソリューションスタジオ
主催:リビングデザインセンター OZONE 
住所:東京都新宿区西新宿3-7-1 新宿パークタワー内
お問い合わせ: リビングデザインセンター OZONE TEL.03-5322-6500


10坪に挑んだ5人の建築家達のアイデア

磯村一司さんが手がけた木造住宅[ろじのさき]は、建築面積8.1坪。長方形プランの南側を、直角三角形の光井戸で切り取った3階建てのコートハウス。振り分けられた各階2つのスペースには、南隣に3階建てがありながら、光井戸からの自然光が確保されています。
井上洋介さんの[四谷の住宅]は、建築面積6坪のコンクリート住宅。南側の屋根面を全面ルーバーにして、4階まで続く階段室から自然光を室内に採り込むという大胆な発想によって、狭さも克服した超コンパクト住宅です。
[アーキテクツハウス]と名付けられた、全身が金属の波板で覆われた鉄骨住宅は、三瓶満真さんと、いまむらあんなさんの自宅兼事務所。緑道と細い道に挟まれた9.5坪の三角形の土地に、視線の抜けと高さの変化のある、「エコなコンパクト住宅」が実現しました。
松永基さんの[SHIBUYA NO IE]は、家の中心に階段を据えた二世帯住宅です。室内をスキップフロアにすることにより、タテ、ヨコ、ナナメに視線が抜ける絶妙な空間づくりです。まさに立体で構成された現代の町家です。
余田正徳さんは、5人の中で最も若い40歳。[OSH 4層の家]は1階と2階の間に天井裏収納を設けることで、3階建てのボリュームに4層の空間を造りあげています。南側に階段を配して、東西と上下に抜けのある豊かな空間を創り出しています。
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1. 吹抜けの下の会場風景。
2. 磯村一司さんの木造コートハウス[ろじのさき]の展示。
3. 井上洋介さんのRC住宅[代田の住宅]と[四谷の住宅]の展示。
4. 三瓶満真さんの自宅兼事務所[アーキテクツハウス]の展示。
5. 松永基さんのスキップフロアの木造住宅[SHIBUYA NO IE]の展示。
6. 余田正徳さんの木造3階建て住宅[OSH 4層の家]の展示。


連動セミナーとオープンハウスも開催

連動イベントとして10月2日(日)と8日(土)の両日、15:00~16:00に会場にて出展建築家によるセミナーも開催されます。
入場無料ですが事前に申し込みが必要です。この機会に建築家の生の声を聞きに、ぜひお出かけ下さい。
10月2日(日)講師:松永基/余田正徳 10月8日(土)講師:磯村一司/井上洋介
申込先:リビングデザインセンターOZONE(募集は9月から開始)

なお、三瓶満真さん主催の[アーキテクツハウス]のオープンハウスが催されます。
日時:8月28日(日)、9月18日(日)、10月16日(日)時間はいづれも13:00~17:00。
参加希望の方は事前に、電話(03-6379-5682)もしくはメール(sampei@sa3.so-net.ne.jp)でインフィールドにご連絡ください。
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