子育て特集/子育てマネー

意外と知らない 保険の落とし穴10(5ページ目)

知っている人には常識かもしれませんが、意外と知られていない保険の知識。いざというときに困らないように、メリットだけでなくデメリットもしっかりチェック しておきましょう。落とし穴には要注意!

山口 京子

執筆者:山口 京子

家計簿・家計管理ガイド

年齢制限に注意

――何歳でも保険に入れるの?

山口さん:
保険は商品ごとに、契約できる年齢の制限が設けられています。該当する年齢でないと、保険に入ることができません。一般的には、70歳までならほとんどの生命保険に加入できます。ある会社では、学資保険(子ども保険)は、子どもは0歳~満7歳(生まれる前から契約できる保険会社もあります)、親は男性が満18歳、女性が満16歳~満50歳となっています。
※保険会社や商品、契約期間によって異なります。

保険には年齢制限があることをお忘れなく!

落とし穴9:
年齢条件をクリアできないと保険に入れない


破綻リスクに注意

――保険会社が倒産してしまったらどうなる?

山口さん: 
保険会社が倒産してしまうと、自分の保険がどうなるか……。心配ですよね。破綻が起こった場合、その保険会社は契約を継続することはできなくなります。しかし、契約がなくなるわけではありません。

保険会社が破綻したら、救済保険会社が現れ、保険契約の一部または全部を保護してくれます。救済保険会社が現れない場合も、生命保険契約者保護機構という組織が一定の保護を行ってくれます。ただし、予定利率が引き下げられたり、保険金額が少なくなる可能性もあります。

これから入ろうと思っている保険や、すでに入っている保険について、保険会社の経営がどうなっているのかを格付けなどで確認しておくとよいでしょう。

落とし穴10:
保険会社が破綻すると、保障を削減される可能性も



>> 次は気になる学資保険・子ども保険「子どもの保険を選ぶポイント5」
>> チビタス「子どものための保険選び」特集に戻る
  • 前のページへ
  • 1
  • 3
  • 4
  • 5
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます