すぐに使える介助のテクニックが学べる
「介護マニュアル」
「介護マニュアル」は、社会福祉法人善光会がまとめた介助方法についてのマニュアルアプリです。5カテゴリー、21項目もの介助方法が解説されており、必要な情報をすぐに探すことができます。
カテゴリーおよび項目は次の通りです。
- 日常生活の援助……食事、口腔ケア、入浴、清拭、更衣、体位変換、排泄(おむつ交換1)、排泄(おむつ交換2)
- 測定……体温測定、血圧測定、脈拍測定
- 褥瘡……褥瘡とは、褥瘡発生の要因、褥瘡予防
- 緊急時の対応……転倒・転落時の対応、転倒・転落予防、骨折時の対応、呼吸苦時の対応、窒息時の対応
- 感染症……感染の予防法、正しい手洗いの方法
iPhoneアプリらしく、上下左右のフリックや拡大縮小によってラクに閲覧できるうえ、iPadにもユニバーサルアプリとして対応しているので、iPadを持っている人ならさらに読みやすくなります。無料アプリなので、介護をしている人、介護に興味のある人は、ぜひ試してみてください。
・価格:無料
・サイズ:23.8MB
>「介護マニュアル」の紹介ページ&ダウンロードはこちらへ。
被災された高齢者の健康を守る方法がわかる
「一般救護者用 災害時高齢者医療マニュアル」
「一般救護者用 災害時高齢者医療マニュアル」は、株式会社計測技研が発表したマニュアルアプリで、厚生労働省の長寿科学総合研究事業の一環として、社団法人日本老年医学会がコンテンツ制作を担当しています。
主なコンテンツは、次の通りです。
- 避難所での高齢者の重要な疾患の特徴と予防法……避難所で高齢者がかかりやすい疾患について、その特徴と注意点、予防法などをわかりやすく解説。虚血性心疾患、脳卒中、感染症、脱水症など17項目について紹介されている
- 高齢者急性疾患の症候……高齢者の急性疾患を見つけるためのポイントについての解説。意識障害、ショック症状、呼吸困難、急性腹症など、9項目について紹介されている
- 高齢者で注意を要する症状……急性疾患ではないものの、注意すべき症状を見つけるためのポイントについての解説。嚥下障害、下痢、便秘の3項目について紹介されている
できれば災害など起こらないでほしいものですが、万一の場合、このアプリは頼りになるはず。無料で配布されているので、とりあえずインストールしておいて損はないかと思います。このアプリもiPhoneアプリらしく、上下左右のフリックや拡大縮小によってラクに閲覧できます。
・価格:無料
・サイズ:5.3MB
>「一般救護者用 災害時高齢者医療マニュアル」の紹介ページ&ダウンロードはこちらへ。
わかりにくい介護用語を調べられる
「介護知識辞典」
介護についての用語には、専門的で難しいものが少なくありません。「介護知識辞典」には、700項目もの用語が収録されており、必要なときにすぐ調べることが可能です。また、自作の用語解説を登録する機能もあるので、新しい用語を新聞や雑誌などで見かけたときに登録しておけば、自分だけの用語集を作ることができます。
さらに「テスト」機能を使えば、4択の穴埋めクイズを通して用語を覚えることも可能。一部、操作方法がわかりにくいところがありますが、値段分以上の価値があるアプリではないでしょうか。
・価格:85円
・サイズ:0.6MB
>「介護知識辞典」の紹介ページ&ダウンロードはこちらへ。
iPhoneを簡易補聴器にしてしまう
「補聴器」
iPhoneのマイクから入力した音声を、最大32倍の大きさにしてくれます。イヤホンと組み合わせれば簡易補聴器として使え、イヤホンを使わない場合はちょっとした拡声器としても利用可能です。
雑音をカットする「ノイズキャンセルモード」のような実用性のほか、15種類ものなかから背景画像を選べるという遊び心も。85円と値段も手頃なので、本格的な補聴器を購入する前に試してみるのも良いかもしれません。
・価格:85円
・サイズ:1.1MB
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