インテリアコーディネート/インテリアコーディネートの基本

インテリアとアート~お手本にしたい飾り方テク(2ページ目)

素敵だなと思う部屋は、アートを上手に飾っていませんか。インテリアをお洒落にするには、寂しい白壁を魅せる壁にするのがおススメ。それには沢山の実例をみてテクニックを磨きましょう!!

執筆者:鈴木 理恵子

マットでフォルムと分量を変える 

マットは色を変えるだけでなく、アートのボリューム感やフォルムを変えてくれます。小ぶりな作品なので、広いスペースではボリュームが小さいとか、細長い空間なので、縦長にしたいなど、スペースとのバランスを取るときに、マットの形で調整できます。

下はホテルのトイレスペース。縦に2連の作品を並べ、縦長フォルムの1つのアートにしています。この形なので、タンク上の細長いスペースとよく合っていませんか。
マットの黒と作品とのコントラストが効いていて、モダンでカッコいいアートになっていますね。
アートとインテリアの実例

作品を2,3個並べる時には、飾るスペースの形状を考えて並べて。黒のマットはシックで重量感がでるのも注目を。


アートとインテリア実例

横に同じ色のハガキを並べて。リズム感のあるアートに。

こちらは、反対に横長にハガキサイズの紙を並べ、額とマットで一つにしたアートです。小さな紙もこうやって数連並べると元のイメージとは違ってきますね。ダイニングの横長の壁の形状とも合っていてバランスがとれています。

この飾り方、モノクロームの写真やきれいな紙なども良さそうです。

 

アートとインテリア実例

マットで小さめな作品の大きさを補った例。ボリューム感が出て見栄えが違います

右は棚上のスペース。作品自体は小さなものですが、マットを細長く使うことで、縦長のフォルムを強調しています。
マットを大きく使うと、アートとしてのボリューム感が出るばかりか、マットの白と作品のダークカラーの対比が強調されて、洗練された印象になっています。

 
アートはインテリアのスパイス。もっと気軽に楽しんでくださいね。アートを取り入れたお宅も「アートを楽しむ上質でシンプルなインテリア 」でご紹介しています。こちらも参考にしください。

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