待望の大型リバーサイドカフェ、誕生
全180席、1階~ロフト~3階と続く開放感あふれるスペース。
築40年の7階建てビル。倉庫だった1階と3階をリノベーションした店内は、4,.5メートルという高い天井を利用して中2階ラウンジも設けられ、全面の窓ごしに自然光が降り注ぎます。
エンターテイメント性まで感じるそのスケール感。心地よい開放感。東京イーストを盛りあげ、みんなで愉しもうという作り手の心意気。この空間にいると体の中で音楽が目覚め、鳴りだすような感覚にとらわれます。
シエロ=天空、リオ=川。スカイツリーと隅田川
1階は2つのエリアに分かれています。大きな窓の向こうはパラソルの並ぶテラス席。
5月のお昼どき、初めてこのリバーサイドカフェへ向かった私を迎えたのは、建築家・永山祐子氏がデザインしたファサードのローズピンクのガラスの前で、数名の女性たちが行列している光景でした。
開店するやいなやたちまち人気を集めたシエロイリオ。ランチタイムは界隈で働くビジネスマンからベビーカーを押すママまで、あらゆる世代の男女で満席になるのです。
しかし広さが幸いして、さほど待つこともなく2階席へと案内されました。川面に反射する光やゆきかう船を眺めながら愉しむランチの気持ちのいいこと! 次ページでお料理とスイーツをご紹介しましょう。
朝の川岸の光から、夜のスカイツリーの輝き、そして隅田川花火大会まで楽しめる立地。