貯蓄

子どもたちは「お金を貯めたい」と思っている!?(3ページ目)

子どもたちは「お金」をどのようにとらえているのでしょう? 小学生から高校生までのお金の意識を調査した、金融広報中央委員会「子どもの暮らしとお金に関する調査」(2015年度調査)を見てみましょう。

豊田 眞弓

執筆者:豊田 眞弓

教育費 ・ 奨学金ガイド

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お金をたくさん貯めたい?

「お金をたくさん貯めたいか?」という内容の質問に対して、「そう思う」と「そう思わない」と答えた子どもたちの割合は次のようになっています。

Q・お金をたくさん貯めたいと思うか?
「そう思う」「そう思わない」と回答した割合は・・・

<小学生・低学年> 
「そう思う」71.5% 「そう思わない」14.6%
<小学生・中学年> 
「そう思う」80.5% 「そう思わない」11.4%
<小学生・高学年> 
「そう思う」85.7% 「そう思わない」7.9%
<中学生>     
「そう思う」87.2% 「そう思わない」3.8%
<高校生>     
「そう思う」91.4% 「そう思わない」2.3%

小学生低学年の7割以外は、ほぼすべての学年で8~9割の子が「お金をたくさん貯めたいと思う」と回答しています。「社会の鏡」などといわれますが、子どもたちも「貯めたい」という気持ちは強いようですね。

お金の先生は親です

「お金」に対する価値観や哲学には「正解」はありません。

また、それは学校で教えてくれるものではなく、親が伝えていくものだと思っています。子どもたちに伝えるのも改まって行う必要はなく、お金の使い方、貯め方、付き合い方を見せるだけでも、子どもたちは自然に学んでいます。

たとえば、家計簿を日々付ける姿を見せるだけでも、子どもたちへの影響は大きいでしょう。お金に関する話題もできるだけ避けず、普段の生活の中でしていきたいものですね。

【参考】
オススメ!子供にお小遣い帳をつけさせる習慣を
お年玉の使い方で占う子供の未来
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