ETF/東証に上場するETF(上場投資信託)の特徴

賢く選ぶ!ETFの見分け方のポイント

投資信託よりも低コストで、世界中の有望市場に手軽に投資できるETF。でも、銘柄がたくさんあってどれを選べばいいのかわからない、という人は多いのでは?そこで今回はETFの選び方のポイントについて解説します。

執筆者:村岡 里香

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ETFは株価指数などに連動する成果をめざすインデックスファンドの一種。様々な指数に連動するものがあってその種類も増えてきています(ETFの基礎知識について詳しくは、ETFの特徴、そのメリットとデメリットを参照して下さい)。今回は銘柄選びにまよっている人のために、選び方のポイントについて解説します。

自分の目的に合ったETFを選ぶ

世界

様々なニーズに合わせて世界の市場に手軽にアクセスできるETF

ETFには、国内の取引所に上場している国内ETFと、海外の取引所に上場している海外ETFの二種類があります。そしてそれぞれに、先進国、新興国、世界の株式市場全体に投資するもの、日本、アメリカ、中国、ブラジルなど特定の国の株式市場に投資するもの、債券、不動産、コモディティーに投資するものなど多種多様な銘柄がそろっており、幅広い分散投資が可能になっています。

また、国内ETFと海外ETFでは品揃えに違いがあります。国内ETFであれば国内の大型株、中小株などの規模別、電気機器、エネルギー・資源といったセクター(業種)別に投資できるものがあり、自分の興味のある分野で活躍する国内企業に絞って投資することができます。詳しくは、日本株ETFの種類を知ろう!を参照して下さい。

一方、海外ETFのほうは海外に投資する銘柄の種類が豊富で、世界中の企業をセクター別、テーマ別に分けた銘柄や、北米、欧州、アジアなどのエリア別の銘柄、国別のものも国内ETFにはないタイプがたくさんあり、グローバル投資の選択肢が広がります。詳しくは、海外ETFの種類と取引のポイントを参照して下さい。

まずは自分がどんなものに投資したいかを考え、それに合いそうな銘柄をラインナップの中からピックアップしてみましょう。次に、連動する指数がどんな銘柄で構成されているのか、投資国の内訳ではどんな国が上位を占めているのかなどを確認し、その指数の特徴と自分の投資目的が合致するかどうかを検討してみましょう。


次のページで、投資判断に欠かせない3つのチェックポイントをご紹介します。

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