カーナビ・カーオーディオ/カーナビの選び方/使い方

カーナビの選び方1 純正ナビと市販ナビ(2ページ目)

自分にぴったりのカーナビを選ぶなら、まずクルマ購入に際して純正ナビにするか、ナビレスでクルマを購入後に市販ナビを導入するかが最初の悩みどころだ。後々、カーナビに不満を感じないためにも、まずは純正ナビと市販ナビ、それぞれの優位点と弱点を考えてみよう。

石田 功

執筆者:石田 功

カーナビ・カーオーディオガイド


市販ナビ、ここが有利

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パナソニックCN-GP510VDはオンダッシュタイプのPND

市販ナビは、好きなタイプが選べるのが最大のメリットだ。取付場所でいえば、ダッシュボードの上に貼り付けるタイプ(オンダッシュ・タイプ)や、ダッシュボードのオーディオスペースに組み込むタイプ(インダッシュ・タイプ)があるし、同じオンダッシュ・タイプでも、画面サイズは様々。またインダッシュ・タイプには、2DIN一体型もあれば、1DINインダッシュモニター+1DINナビのタイプもある。それらの中から、クルマにもっともフィットするタイプを選ぶことができる。
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2DIN一体型のインダッシュタイプ。写真はイクリプスAVN-F01i


さらに、グレードも様々だ。インダッシュ・タイプの2DINナビを例に取ると、地図データを収録するメディアにメモリーを採用した、いわゆるメモリーAVナビで、もっともリーズナブルなものならば5万円台で手に入るし、20万円超の通信機能付き最先端HDDナビもある。メディアがメモリーかHDDかのほかに、ディスプレイがVGAかQVGAか、TVチューナーがフルセグ対応かワンセグか、Bluetooth内蔵か非内蔵かなど、さまざまな選択肢があって、その中から予算に応じて、欲しい機能を搭載したモデルを選ぶことができる。

市販ナビを選ぶ際に気をつけたいこと

デメリットといえば、純正ナビのメリットと相反する部分だが、まずフィッティングの問題。純正ナビならば、インパネにきれいにフィットしているものだが、市販ナビの場合、機種によっては、インパネとナビの色が合わなかったり、カーナビのボタン類がインパネの面よりも飛び出るような形にしか取り付けられず、いかにも取って付けたように見えてしまったりすることもある。

コスト的には、純正ナビでは発生しない取付費用が、市販ナビを取り付ける場合には発生するとか、純正ナビのメリットでも述べたように、支払いが車両とは別になるといったことがある。また、市販ナビの場合、納車後にクルマをショップに持ち込んで取付けということになるので、そのぶんの時間が必要だし、手間もかかる。そのあたりをいやがる人もいるかもしれない。

いずれにせよ、クルマのグレードによっては、純正ナビが最初から付いていて、純正ナビレスのオプションを選べないケースもあれば、純正ナビレスの設定があって、市販ナビを自由に選べるケースもある。この辺は、クルマによって異なるが、純正ナビも市販ナビも自由に選べるクルマの購入を考えているなら、さまざまなパターンを想定して、気に入ったナビを選ぶようにしたい。
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