階段リフォーム
手すりは必ず取り付けて! 途切れることが無いよう注意
階段は荷物を持って移動することもあります。安全な階段へリフォームしましょう。
手すりは必ず取り付け、握りやすいように断面形状は円柱型か上部平坦型とし、できるだけ両側に取り付けましょう。また途中で途切れることが無いよう、連続して取り付けましょう。
またリフォームで手すりを後付けする場合は、下地にシッカリとめることが大切です。下地の入っていない薄い壁面に手すりを取り付けると、体重を支えきれず壁ごと壊れてしまい却って危険です。DIYリフォームで手すりを取り付ける際には十分注意して下さい。
住まいの安全性をより高めるバリアフリーリフォームのポイント、リフォームならではの問題点を下記で詳しくご紹介していますので、あわせてご覧下さい。
■バリアフリーリフォームの意外な必要・不必要
階段リフォーム
勾配をゆるやかにすれば安全に! 踊り場には段差を付けない
急な階段は事故が起こりやすく、直線階段は足を滑らすと一番下まで一気に落ちてしまいます。階段のリフォームの際には、勾配と形状にも注目し、より安全な階段にしましょう。踊り場がある階段は安全性が高い(大建工業)
階段の勾配は、1段の高さを18cm以下、奥行きを25cm以上にし、途中で踊り場を作ると安全性が高まります。ただし踊り場内は段差無しか、回り階段を付けるなら2段まで。3段の回り階段が付いた踊り場は、狭い足場で身体の向きを変えながら昇降することになり危険です。
階段の勾配を緩やかにしたり、形状を変えるには、階段の面積を増やす必要があります。間取りの変更を含めたリフォームプランの検討をしましょう。
間取り変更に関するリフォームの注意点と、階段をより便利にするLED照明を下記で詳しくご紹介していますので、あわせてご覧下さい。
■間取り変更リフォームの掟と裏技
■LED照明の特徴を生かすリフォーム術
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