内装建材/室内ドア・階段のリフォーム

階段リフォーム成功のポイント(2ページ目)

階段リフォーム成功のポイントをご紹介します。手軽に階段をリフレッシュできるリフォーム用階段材、安全で身体に優しい階段にするリフォームのコツ、停電時でも安心な照明付き手すりもご紹介します。

尾間 紫/Yuu

執筆者:尾間 紫/Yuu

リフォームガイド

階段リフォーム
手すりは必ず取り付けて! 途切れることが無いよう注意

階段は荷物を持って移動することもあります。安全な階段へリフォームしましょう。

階段は荷物を持って移動することもあります。安全な階段へリフォームしましょう。

家庭内事故でも多いのが階段での転倒です。年齢を重ねるにつれ、重症化しやすい傾向がありますので、階段リフォームの際には安全性を高める工夫をしましょう。

手すりは必ず取り付け、握りやすいように断面形状は円柱型か上部平坦型とし、できるだけ両側に取り付けましょう。また途中で途切れることが無いよう、連続して取り付けましょう。

またリフォームで手すりを後付けする場合は、下地にシッカリとめることが大切です。下地の入っていない薄い壁面に手すりを取り付けると、体重を支えきれず壁ごと壊れてしまい却って危険です。DIYリフォームで手すりを取り付ける際には十分注意して下さい。

住まいの安全性をより高めるバリアフリーリフォームのポイント、リフォームならではの問題点を下記で詳しくご紹介していますので、あわせてご覧下さい。
■バリアフリーリフォームの意外な必要・不必要

 

階段リフォーム
勾配をゆるやかにすれば安全に! 踊り場には段差を付けない

急な階段は事故が起こりやすく、直線階段は足を滑らすと一番下まで一気に落ちてしまいます。階段のリフォームの際には、勾配形状にも注目し、より安全な階段にしましょう。

踊り場がある階段は安全性が高い(大建工業)

踊り場がある階段は安全性が高い(大建工業


階段の勾配は、1段の高さを18cm以下、奥行きを25cm以上にし、途中で踊り場を作ると安全性が高まります。ただし踊り場内は段差無しか、回り階段を付けるなら2段まで。3段の回り階段が付いた踊り場は、狭い足場で身体の向きを変えながら昇降することになり危険です。

階段の勾配を緩やかにしたり、形状を変えるには、階段の面積を増やす必要があります。間取りの変更を含めたリフォームプランの検討をしましょう。

間取り変更に関するリフォームの注意点と、階段をより便利にするLED照明を下記で詳しくご紹介していますので、あわせてご覧下さい。
■間取り変更リフォームの掟と裏技
■LED照明の特徴を生かすリフォーム術

【関連記事】
■フローリング張替えリフォームの注意点
■片づく&魅せる! 玄関収納のリフォーム
■個室は寝るだけ! 階段のある多機能リビング


Copyright(c)2011 一級建築士事務所 Office Yuu,All rights reserved.

匿名で優良会社にリフォーム相談!

ホームプロでリフォーム会社を探す

  • 前のページへ
  • 1
  • 2
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます