1. MLを超える情報共有ツール
Facebookのグループ機能は、いってみればFacebookの中に作るメンバー専用の部屋。近況、写真、動画、リンク、クエスチョンなどを特定の人同士で共有することができます。特定の人との情報共有ツールと言えば、代表的なものは「メーリングリスト(ML)」があります。MLは、10人メンバーがいたとしたら誰かがメールを投げると10人にメールが一斉配信されるもの。手軽ですが、メールの内容の重要性の区別がつけられないことが最大の欠点でした。全員に必要な重要メールと一部の人だけに必要なメール、または簡単な返信のようなメールまでが同じように流れてくるため、メールの量が多くなり、ともすると重要なメールを見逃してしまいがちになります。
その点、Facebookグループでの情報共有は「ムダ」や「モレ」がありません。グループに新たな更新があると、Facebookの左上にお知らせの赤いランプがつきます。グループページ内では、重要な内容は「投稿」、私信や返信は「コメント」というように投稿内容の区別ができます。また、誰が発言しているのか顔が見えるので、より円滑なコミュニケーションを行うことができます。グループはMLの短所を補って、立体的により便利にしたものといえます。
グループ名、メンバー、プライバシーを入力するとグループが作成される