パワーポイント(PowerPoint)の使い方/パワーポイントの基本操作

スライドのフォントを別のフォントに丸ごと置き換える(2ページ目)

作成済みのスライドのフォントを別のフォントに変更するには、「フォントの置換」機能を使います。タイトルや箇条書き、表、グラフ、図形など、スライド上のすべてのフォントを一気に置き換えることができます。

井上 香緒里

執筆者:井上 香緒里

パワーポイントの使い方ガイド


「フォントの置換」機能を使う

図形や表、図表の文字を含めて、スライドに入力済みのすべてのフォントを変更するには、「フォントの置換」機能を使います。置換前のフォントと置換後のフォントを指定すれば、スライドの文字も図形の文字も、一気に変更できる優れものです。

ここでは、スライドに入力済みの「HG明朝B」のフォントを「HGP創英角ポップ体」に丸ごと置き換えてみましょう。まず、「ホーム」タブの「置換」ボタン右側の▼をクリックし、「フォントの置換」を選択します。
同じスライドの文字を、「フォントの置換」機能を使って変更してみよう。PowerPoint2003では、「書式」メニューの「フォントの置換」を選ぶ

同じスライドの文字を、「フォントの置換」機能を使って変更してみよう。PowerPoint2003では、「書式」メニューの「フォントの置換」を選ぶ

次に、「フォントの置換」で「置換前のフォント」と「置換後のフォント」を指定し、「置換」ボタンをクリックします。
現在のフォントと変更後のフォントを指定する

現在のフォントと変更後のフォントを指定する

続けて、「閉じる」ボタンをクリックすれば、置換は完了だ

続けて、「閉じる」ボタンをクリックすれば、置換は完了だ


たったこれだけの操作で、スライドが何十枚あろうと、図形や図表が使われていようと、すべてのフォントを一気に変更することができるのです。
タイトル、箇条書きに加え、図形のフォントもポップ体に変更できた

タイトル、箇条書きに加え、図形のフォントもポップ体に変更できた

同時に、スライドマスター画面にも、変更後のフォントが自動的に反映されます。

ここでは、フォントが区別しやすいように、変更前と変更後で違いのわかるフォントを選びましたが、丸文字やポップ体のようなカジュアルなフォントはビジネスシーンには適さないこともあるので注意しましょう。

・関連記事 「フォントの選び方、組合せ方」
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