シンガポール/シンガポールの通貨・物価・予算・両替

シンガポールのホテル予算・宿泊費

閑散期がなく、常に稼働率の高いシンガポールのホテル料金は比較的高め。世界的な高級ホテルが立ち並び、アジアで多くみられるようなドミトリーや安宿系のホテルは数が少ないため、こちらも早めの予約が必要です。各ホテルの料金は時期や場所、プロモーション、予約方法によってかなり価格帯に幅がありますので、上手に利用してみて。

稲嶺 恭子

執筆者:稲嶺 恭子

シンガポール・沖縄ガイド

シンガポールでは、閑散期がないホテル価格は上昇中

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シンガポールを代表するコロニアルホテル、ラッフルズホテル。ここにしかない雰囲気とサービスを味わえる

名だたる世界の超高級ホテルが軒を連ねるシンガポールでは、ここ数年の好景気を受けて、ホテルの宿泊料金もUPされているようです。また、観光以外にもさまざまな国際的会議やイベントなども頻繁に実施されているため、年間を通して閑散期がなく、価格が下がることもありません。特に、9月下旬のF1シンガポール開催時期には高級ホテルはほぼ満室状態。もちろんお値段もかなり高めの設定となっています。また、宿泊料金には7%のGST(消費税)と10%のサービス料金が別途必要となります。

エリアや時期、予約方法によって価格はかなり変動しますし、各ホテルの料金もかなり価格帯の幅があるので、一概には言えませんが、大まかな値段の目安としては、超高級ホテルならスタンダードの客室でも正規料金で1泊500~1000シンガポールドル前後から(1室の価格)。シンガポールを代表するコロニアルホテルの、ラッフルズホテルで800~1000シンガポールドル前後からほどと考えておくとよいのではないでしょうか。

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プールやジムなど設備の充実具合もさまざま。自分の旅のスタイルに合ったホテルを見つけよう

高級ホテルなら500シンガポールドル前後から。中級ホテルでも300~500シンガポールドル前後で、エコノミークラスやミニホテルでも200シンガポールドル以下というのはなかなか見つかりません。いわゆる安宿やドミトリーといったものも、他のアジアの国に比べて数が少ないため常に満室状態。確実に利用したい人は早めの予約がおすすめ。ただし、エコノミークラス以下のホテルは、窓がない、かなり狭いという部屋も珍しくありませんので、利用する場合は事前に確認を。

いずれにせよ、シンガポールのホテルは常に需要があるため事前の予約は必須! 少しでも安くホテルを利用したいという人は、各旅行会社やホテル予約サイトの割引やプロモーションなどをチェックしてみてはいかがでしょう。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。

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