MBA・ビジネススクール/MBA・ビジネススクール学校紹介

日本最大 早稲田大学ビジネススクール(4ページ目)

全日制と夜間コースもつ早稲田大学ビジネススクール。欧米のビジネススクール標準に近い400名学生が、強いネットワークのもと、グローバルな環境でビジネスの勉強をします。伝統と革新性を供え進化するビジネススクールに注目です。

福原 正大

執筆者:福原 正大

MBA・海外留学ガイド


入学試験

早稲田

熱い議論の場の円形教室

当スクールは入学試験として、1次選考に筆記(小論文)試験と書類審査、2次選考に面接を実施しています。

1次選考の小論文試験では、高度な専門知識を問うのではなく、論理的思考力やビジネスパーソンとしての判断力などを問う問題を出題しています。過去は経営学の知識を問う問題もありましたが、最近は実務で直に直面している問題や地頭力を問う問題に変えています。論理力が問われることになるでしょう。

2次選考の面接では生徒1人に対して3人の教員が15分以上かけて、当ビジネススクールへの適正をチェックします。

夜間主プロフェッショナルでは出願時に「モジュール」を1つ選択するため、特にモジュールとの適正がみられることになります。枠などがあるわけではないのですが、極端に企業や職種で偏りが生じないように、多様性を保てる努力をしています。

当スクールは入学希望者がかなり多いため、1次の筆記試験と書類審査で選抜を行います。結果として2次の面接では、学生1人に対して3人の教師が15分以上かけてじっくりと当ビジネススクールとのマッチングをチェックします。

2年間の学費

費用としては、約290~360万円です。国内ビジネススクールとして平均的です。決して高いものではありません。

奨学金は一般的な日本学生支援機構を利用してもらっています。30~50万円の学校独自の給付奨学金がありますが、全額給付奨学金は用意していません。これは、ビジネススクールに来ることは自己への将来投資なので、私たちの学校で学べば投資額以上のものが返ってくるという自負があるからです。

卒業生のネットワーク

学生には、生涯のメールアドレスを付与しています。同じメールアドレスで卒業(修了)後も繋がりができることは、人脈を維持するうえでも重要だと考えています。また、学生同士は卒業後もいろいろな形で繋がっています。学校側も、年に1回卒業生を集める企画を行っています。

2012年度スタートをめざし、昼間と夜間の卒業生の卒業生組織を統合して、現在現役生と卒業生をつなぐ新たな同窓会組織を立ち上げつつあります。これにより、早稲田大学ビジネススクールのネットワークがさらに強化される予定です。

2012年度入学からの再編・強化の内容

変わりゆくビジネス環境に対応するため、WBS は2012年度入学からプログラムの再編・強化を行うことを発表しています。これにより早稲田大学ビジネススクールの持つユニークネスとダイバーシティが更に追求されることになります。

まず、仕事をしながら学べる夜間コースに、世界的にも重要性が見直されているジェネラルマネジメント+αの能力の獲得を目指す「夜間主総合」(2年制夜間)が新設されます。また、従来と異なる多様なグローバル経営人材育成ニーズに真正面から応えるべく「全日制グローバル」(2年制昼間)がリニューアルされます。これは、日本語と英語の二言語を公用語とする世界にも例を見ないプログラムになるとのことです。

日本人学生・留学生ともに日・英の両言語(主履修言語は日本語あるいは英語)で、専門的な経営スキル、日本的な経営理解、異文化経営能力、そしてあらゆる国籍の人々と密な人間関係を構築できる能力を身につけ、将来日本企業や海外企業でグローバルに活躍し、日本とのビジネスに貢献できる人材を育成することを目指すとのことです。

さらに、ナンヤン理工大学(シンガポール)とWBSの両ビジネススクールのMBA 学位が取得できる『早稲田‐ナンヤン ダブル』(14か月昼間、東京- シンガポール)、1年間で集中してジェネラルマネジメントを学ぶ『1年制総合』(昼間)もリニューアル強化するとのことです。

 

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