MBA・ビジネススクール/MBA・ビジネススクール学校紹介

日本最大 早稲田大学ビジネススクール(2ページ目)

全日制と夜間コースもつ早稲田大学ビジネススクール。欧米のビジネススクール標準に近い400名学生が、強いネットワークのもと、グローバルな環境でビジネスの勉強をします。伝統と革新性を供え進化するビジネススクールに注目です。

福原 正大

執筆者:福原 正大

MBA・海外留学ガイド


昼主体はグローバルを志向

早稲田

授業風景

昼主体は、グローバル志向が最大の特徴。20数ヶ国からの留学生が学生の3分の2を占め、国際色豊富です。英語だけで卒業もできますし、日本語だけでも可能ですが、言語の壁を超えることを能力に応じて推奨されます。

日本人で英語が堪能であれば積極的に英語の授業もとれますし、日本語のできる留学生は日本語の授業を受けることができます。他言語での履修を促すために、日本語履修生(英語履修者)が英語科目(日本語科目)を履修する時は、通常履修時の相対評価ではなく、合格か否かだけで評価する制度もあります。

恐らくこれは当スクールだけでしょうが、英語があまり得意でない日本人と、日本語のあまり得意でない留学生が共に言語の壁を越えて学べる授業があります。

ケースを利用した授業では、学生が英語で発言すると教師が日本語に要約し、日本語の発言であれば英語に要約して内容を紹介しながら、授業が進行します。お互いある程度の言葉は理解しているので、逐次通訳ではなく、簡単な要約があれば十分なのです。グローバル化を目指す授業形態だと自負しております。

交換留学制度も充実しており、パートナー校は世界トップスクール25校にのぼります。昼主体の日本人のスクール学生の3人に1人は、シカゴ大学や清華大学(英語プログラム)といった世界有数のビジネススクールで1学期間(3~5ヶ月)学ぶことができるのです。修得した単位は振替申請できます。

このようなグローバル性に、日本人学生は入学後、「刺激が多い!」との感想を持つようです。学生の大半が海外からのレベルの高い留学生で、英語と日本語が交錯した環境が早稲田キャンパスで繰り広げられることを考えれば自然かもしれません。

優秀な留学生を維持するうえで、大切なことは留学生のフォロー体制。私たちの事務サイドは、英語に堪能なスタッフがそろっていて、留学生を手厚くサポートし、結果として留学生の口コミからさらに優秀な学生がくるサイクルができていると自負しています。

また、シンガポール有数のナンヤン理工大学と共同で行っている14ヶ月のダブルMBAプログラムもあります。前半はナンヤン理工大学で、後半4ヶ月は早稲田大学で学びます。アジアで活躍する国際派ビジネスマンのブラッシュアップに最適のプログラムです。

昼主体(全日制)は、日本人のうち半数が企業派遣で、彼らの約70%は1年制に所属し、彼らに経営層に最短距離で進める教育を行っています。昼の1年制は、2012年度からは、1年生総合コースになり、基本カリキュラムは夜の総合コース(2年制)と一緒になります。
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