尽くした彼には、若いセックスフレンドの女の子がいた!
いちばん一緒にいる時間が長いのも、尽くしているのもあなた。だけど、彼には若い彼女が!
週に3日は一緒にいる。誕生日もクリスマスも過ごしているし、旅行に行ったこともある。そんな関係が1年続いているのに、いまだに恋愛の気配も、肉体関係もないのだという――。業を煮やして、彼女から告白してみたものの、「今は、自分のことでいっぱいで恋愛できない。でも、A子のことは大切だと思う」と言われた。この言葉に、彼女は悲しむどころか、喜んだ。
「待っていれば、何とかなるんだ」と本気で思いこんだから。けれど、待てど、暮らせど、状況は変わらない――。
ある日、彼には、ほかにセックスフレンドがいることが判明した。とても若い女の子。
「恋人じゃないしね。男にとって性欲と愛情は別なんだと思う」とA子は言う。「私のことは大事に考えてくれているからこそ、簡単にセックスしないんだと思う」とも。
100%間違いだとは言わない。けれど、誰がどう見ても、聞いても、彼は彼女を利用しているだけだし(無意識かもしれなが)、異性(恋人)としては(さほど)意識していないんだろう。
今挙げたのは、たった、ひとつの例だけど、彼女の事例はとても典型的で、根本で似たような話がたくさんある。何も、30代以降の女性に限った話ではないし、セックスを求められれば異性として意識されているという話ではもちろんないのだけれど……。