20代で初転職を意識したときにやるべきことは?

20代で転職をした人に、実際転職を意識した時期を聞くと、次の3つの答えに分かれます。それは入社して1年目、3年目、そして5年目です。23歳で就職したと仮定すれば、23歳、25歳、そして27歳の時です。今回は、初転職を意識し始めたころにやることを解説します。

23歳・1年目の挫折は当たり前

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入社1年目の挫折は当たり前のこと

多くの大学生が初めて社会に出たときに受ける衝撃は、それまでの人生がひっくり返るほどの大きなものであるに違いありません。自分が所属する集団の中で自分が最年少であり、言わば若いということ以外にはほとんど売りがないというほど、仕事の経験も知識も、まして実績もない状態です。

それまでの生活リズムからも大きく変わり、会社という全く異なる環境に拘束される時間も、それまでの大学生活と比べると比ではありません。

5月病という言葉があるように、入社して最初に予定されていた研修期間が終わり、新入社員の仲間たちとも別れを告げて配属部署に通い始めたころに大きな挫折を感じる人が少なくありません。会社という組織を前にして、自分がまだ会社にとってほとんど何者でもない現実に愕然とし、永遠に続くように感じられる下積みの毎日にも嫌気がさすものです。就活難の時代にせっかく入社した会社にもかかわらず、いわゆる入社初年度にその会社を辞める人が少なくないのも現実なのです。

入社1年目の転職決断は急がない

1年目に挫折しそうになったら、できれば転職というオプションを「いったん消す」ことから始めてみることをお勧めします。短期間で大切な決断はしない、つまり転職はしないという腹積もりで、他の道を考えられるものなら考えて欲しいのです。

ただし「いったん消す」だけですから、「完全に消す」のではありません。どうしてもつらい、我慢できないという場合に、無理をして心身の健康を害するところまで自分を追い込む必要はないということ。まずは「いったん転職はしない」と決めてみましょう。

親しい人に悩みを聞いてもらう

では、転職しないならどうするか。まずは何がそこまで自分を追いつめているのかについて、誰か親しい人に話してみましょう。親や兄弟、友人や先輩などで、自分より社会人生活が長いビジネスマンにアドバイスを求めるのがいいでしょう。できれば頭ごなしにあなたの悩みを叱責したり否定したりするタイプではない人を慎重に選ぶようにしたいものです。

自分で言葉にして話すこと、相手に本意を伝えること、これらの作業をすることで、ずいぶん気が楽になります。まして相手が話をじっくり聞いてくれたり、あなたの気持ちを理解してくれたとしたら、あなたの現段階での負担は半減することでしょう。

入社1年目の方にとって、この時点で悩んでいることに対しては、やはり本質的な短期的な問題解決を期待しないほうがいいでしょう。というのも、やはり時間とともに理解できることも、世の中にはあるからです。特に大学生活から社会人に大きく生活リズムが切り替わったばかりですから、できれば会社を辞めるか否かという決断はもう少し先送りしたいものです。