島田佳奈の恋愛コラム/島田 佳奈の恋愛情報

彼の「二股」が発覚したら?(3ページ目)

ある日もうひとりの女性の存在が発覚。「実は……」ただの浮気ならまだしも、実は二股をかけられていたなんて! だけど女心は複雑。それでも彼を嫌いになれない。別れを選べない場合、どうすればいいのでしょうか。

島田 佳奈

執筆者:島田 佳奈

恋愛ガイド

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その愛情、執着ではないですか?

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恋愛に正解はありません。だけど、自分が辛くなってしまうような選択だけはしないで。

二股が発覚してもなお、彼が「どちらも選べない」と言ったらあなたはどうしますか?

「選べないのはイヤ」と思うならば、あなたが身を引けばいいだけのこと。「それでも好きだから」と思うのなら、三角関係のままつき合い続けるしかありません。

いずれにしても、あなたはあなたの意思を基準に決めればいいのです。彼は「選べない」という意思表示をもって、相手に決断を委ねたのですから。

それでも後者(三角関係)を選んだ場合、たとえ自分の意思を尊重した選択だとしても、割り切れない気持ちを抱えてしまうのは否めません。

「いつまでもこの状態が続くとは限らない」
そう思って堪え忍ぶのもひとつの選択です。苦しいのはきっともうひとりの彼女も同じ。相手が先に彼の元を去れば、このまま彼女として生き残ることができるでしょう。

だけど疑問は残ります。三角関係という消耗戦に耐えることは、果たして幸せな選択なのでしょうか。

そもそも彼は、二股をかけるような人間です。ふたりの相手を傷つけるとわかってもなお、自分の気持ちを最優先する自己中心さ、あるいは逆に自分で決められない優柔不断さを持ったタイプでもあります。

欠点を知っても余りあるほど、彼は魅力的な男性なのでしょうか。それでも一緒にいたいと思うあなたの気持ちは、本当に愛情なのでしょうか。「なんとしても自分が選ばれたい」意地や執着ではないでしょうか。

ライバルに勝つために躍起になることが、ポジティブな意味での刺激になるならいいのですが、辛いだけなら潔く去るのもひとつの方法です。

恋に勝ち負けはありません。あえて言うなら「幸せになったほうが勝ち」。自分を幸せにするのも不幸にするのもあなた次第であることを忘れずに、自分の恋と向き合ってみましょう。


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