チャイルドシートは現地の基準に合うものをレンタカー会社で
レンタカーを借りるとき、注意しなくてはならないのがチャイルドシートです。国や地域によって交通法規が異なるため、レンタカーを借りるときに同乗者の年齢をレンタカー業者に伝え、必要であればチャイルドシートないしはブースターシート(ジュニアシート)を装着しなくてはなりません。いずれもレンタカー会社が、有料で貸出しを行っています。早めの予約を心がけましょう。ハワイ州を例にとると、3歳までの子供は後部座席にチャイルドシートを設置する義務があり、違反すると罰金が科せられます。1歳未満で体重が20ポンド(約9キロ)以下の赤ちゃんは、後ろ向きに装着しなければなりません。さらに4~7歳までの子供は、後部座席で、かつブースターシート(ジュニアシートのこと)の着用が義務づけられていたり、助手席には18歳未満の子供を座らせることができないのでご注意を。ちなみに、これらカーシートのレンタル料は、おおむね5~10ドルの範囲内で、けっして高くはありませんのでご安心ください。
日本からチャイルドシートを持参するときに気をつけなくてはならないのが、使用する国や地域の安全基準に適合したものであるかという点です。チャイルドシートを機内に持ち込む場合は、例えハンドルがついていても航空会社が規定するサイズ内でなくてはなりません。規定外の大きさのチャイルドシートを海外へ持ち出す場合は、チェックインのときに航空会社へ受託手荷物として預けることになります。これらを考慮すると、現地の安全基準に合うものを、現地レンタカー会社で借りるほうが賢明といえましょう。
携帯電話をレンタル 日本から海外対応携帯を借りていく
現地の空港には、到着出口付近にレンタル携帯の貸出し窓口があるのが一般的で、旅行者が簡単に契約できるようになっています。旅行会社のなかには、事前予約でレンタル携帯の有料貸出しを受け付けているほか、現地ツアーデスクでは当日でも貸出しサービスを受け付けるなどの対応がはかられ、言葉に不安があっても安心です。いずれもパスポート、クレジットカードの提示が求められ、電話機は帰国前に現地の指定の場所へ返却するのが基本。レンタル料・通話料は、クレジットカードで後日請求されるしくみです。
近ごろでは、日本から使い慣れた携帯電話を持参する人が増えています。日本で普段使用する携帯電話が、(1)海外対応機種か(2)どのような契約内容になっているかを今一度、確認して、海外でも使用できるよう設定しておくとよいでしょう。現地レンタルに比べると、通話料が若干、割高ですが、万一のお守りがわりにもなります。
また、子連れ旅行では、パパとママが別行動をとらなければならないこともあります。このようなときに携帯電話があると便利なので、家族で一台ではなく、双方で持ち合うようにします。
日本の携帯電話会社では、海外旅行へ出かける人向けに海外対応機種のレンタルサービス(有料)を行っています。渡航前にレンタル契約を結び、ある程度、操作をマスターしておくとよいでしょう。空港にある携帯電話会社のカウンターで、出発前に借りていくのもおすすめです。簡単な操作方法の説明書きがもらえて安心です。
キッズ携帯は、おおむね海外での使用ができないようになっています。子供にも海外で携帯電話を持たせたいのであれば、紛失などに注意しなくてはなりません。契約時に、カウンターでよく相談するとよいでしょう。
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