ビデオカメラのレンタルは国内で 使用方法を事前確認する
お子さんとの旅の思い出、成長の様子を記録するには、動画が撮れるムービービデオが最適です。また、コンパクトデジタルカメラよりも、一眼レフのほうが、とても綺麗に撮れて、よい記録になります。こうした一眼レフはじめデジタルカメラや、動画が撮影できるビデオカメラを借りる場合は、性能がよい日本製品を、国内で予めレンタルしてから出かけるようにしましょう。予備のバッテリーや変換プラグ・アダプター、テープ等をパッケージにして、一括でお安く貸し出すレンタル業者もあります。製品の使用方法などは、添付の取扱説明書をよく読んで予習をしておくと、現地で慌てずにすみます。
これら精密機器のレンタルは、万一の破損や盗難のときの賠償がどのようになっているかを確認して、契約内容によっては購入も検討するようにします。家電量販店などで販売されているもので安いものを狙えば、かえって都度レンタルするよりお得で、何より気遣いなく使用できます。うっかり落下した、傷がついてしまった等々の面倒があるので、借りるさいには書面を注意深く読んでからサインするようにしましょう。旅行保険の携行品補償を利用する手もあります。
ベビーカーの現地レンタルは期待薄 一部の地域に限られる
ベビーカーやベビーバギーの海外現地レンタルは、施設ごと、地域ごとの貸出しはあっても、旅行期間中の全行程をまとめて借りることができるサービスが意外と少なく、要注意です。なぜなら、使い慣れたベビーカーを日本から持参するファミリーがほとんどだから。航空会社へ預けるときは、壊れやすいもの(FRAGILE)として取り扱われます。日本でレンタルしてから海外旅行へ出かける場合は、破損した場合の賠償や違約金がどのようになっているか確認してから持ち出すようにしましょう。
例えば子連れファミリーが多いハワイの場合、旅行会社が現地ツアーデスクでベビーカー貸出し(有料)サービスを行うケースもあります。ただし、すべての旅行会社が行っているとは限りませんし、貸出せるベビーカーの数にも限りがあります。というのも現地の量販店などで、安い金額で折り畳み式ベビーバギーが売られているという現状があるから。日本からの持参ではなく、どうしても現地調達をと考えているのであれば、レンタルにこだわらないほうがよいでしょう。