水廻りでの部屋干し

天井に取り付けるときには下地を要確認
また、洗濯機を設置する洗面所や家事室であれば、パイプやフックを使って干すことができます。スペースの都合で干せる分量は限られますが、角ハンガーやピンチなどの道具も近くに収納できるので、洗濯作業の流れがスムーズです。
居室での部屋干し

ダイニングや寝室での部屋干し。干しっ放しには要注意
そこで室内で干すときには、天井面や梁を活用すると省スペースで、なおかつ乾きも早くなります。傾斜天井や吹き抜けのある空間構成なら、実用的に使うのも一つの手です。物干し専用のパーツを使ったり、パイプをセットするだけでハンガー干しが可能。さらに、窓からの換気やエアコンでの送風が併用できれば、臭いや湿気の除去につながります。
居室で干す場合には、必要な道具の収納場所を近くに設けると便利です。乾いた衣類をたたんで、アイロン掛けもその場でできるように道具を収納。そしてできあがったら、衣類やタオルをいつも収納している所まで持ち運ぶための、カゴなどを備えておくことをお薦めします。
実例を参考にして物干しスペスを設けるときには、新築だけではなく簡単なリフォームでも、部屋干しパーツが利用できます。ただし、使っていないときにはパーツの存在が目立たないよう、どこに設置したらいいかをイメージして進めてください。