まずは、通知表を見てみよう
手元に通知表がある人は、まず通知表の観点別評価の欄(状況)を見てみましょう。英語では、上から順に、関心意欲態度、表現の能力(話すこと書くこと)、理解の能力(聞くこと読むこと)、知識理解の4つの観点で評価されています。これら4つの観点のA、B、C(地域によっては◎、○、無印など)の組み合わせによって、通知表の「1」~「5」の評定が決まっています。
「ABBB」など、通知表の評定「3」や「4」は、観点の評価(A~C)の組み合わせによって決まる。
高校受験で大切なのが通知表の評定(内申点)。実は、内申点はテストの点数だけで決まっているわけではありません。学習指導のプロで、通知表の付け方に詳しいガイドが、英語の成績(通知表の評定)を上げるコツと、定期テストの点数アップにつながる勉強法を紹介します。
伊藤 敏雄
学習・受験 ガイド
「勉強はやる気とやり方で決まる!」がキャッチフレーズの学習・教育アドバイザー。心理学や行動科学に基づいた効果的な勉強のやり方を、小学生から高校生までの全教科で指導。生徒の約9割が偏差値アップ。また、全国で5000人以上の高校生や保護者に、学習メソッドやモチベーションアップ講座などの講演活動を行ってきた。
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