風邪に似た病気で特に多いもの

風邪だと自己診断するのは危険なことがあります

風邪だと自己診断するのは危険なことがあります

風邪に似た症状で、何の対策も取らずにいたら、違う病気だったということも少なくありません。

鼻水、くしゃみが毎年同じ時期に長く続く場合は場合は、花粉症を疑う必要もあります。咳が数週間続く場合は、風邪のウイルス以外の病原体がある可能性があります。

初期症状が風邪に似た病気はたくさんありますが、あまりに神経質になるのも考えものです。まずは以下の、風邪と似た主な病気をチェックしておきましょう。

長引く咳は、マイコプラズマ肺炎・百日咳?

発疹を伴わない風邪の場合は、病期が長いインフルエンザでも1週間程度です。数週間も咳が続く場合は、ウイルス以外の原因を考えないといけません。特に多いのが以下の2つです。

マイコプラズマ肺炎
咳は数週間から数ヶ月続く事があります。マイコプラズマは細菌の一種で抗生物質が有効です。ただし溶連菌感染にも用いるペニシリン系の抗生物質は無効です。

百日咳
マイコプラズマ肺炎と同様、咳が長期間続きます。百日咳はワクチン接種により予防可能な病気とされており、ジフテリア破傷風百日咳(DTP)の3種混合ワクチン接種が普及しています。

はっきりした原因は不明ですが、最近は成人での症例が増えています。マイコプラズマに対しても有効な抗生物質を治療に用いますが、菌が消えても咳の症状がとれないことが報告されています。

発熱を伴う発疹には様々な可能性あり

発熱があって皮膚に発疹が出た場合は、いろいろな疾患が考えられます。予防接種を受けていない人の場合は、麻疹や風疹の可能性もあります。

鼻風邪ウイルスによる風邪に、市販の総合感冒薬を服薬して薬疹が出てしまう場合もあります。発疹が出た場合は何の病気かを特定するためにも、病院を受診することをお薦めします。

風邪と紛らわしい花粉症

スギ花粉が飛散するのは2月から3月にかけての頃です。インフルエンザの流行の時期と重なっています。スギ花粉症がある人では、インフルエンザ、鼻風邪ウイルス、花粉症のどれなのか、鑑別が必要となります。

鑑別の方法ですが、鼻の症状に関しては大差はないので、判断ができません。喉の痛みも花粉症の場合でもあるので鑑別点となりません。花粉症でも微熱が出る場合があります。しかし38℃を越えるような事は稀なので、高熱の場合は鑑別点となります。

その他の見分け方としてと使えるのは目の症状です。目の痒みはインフルエンザウイルスや鼻風邪ウイルスでは通常起きません。

いずれにしても自己診断ではどうすることもできないので、普通の風邪と違う症状が顕著な場合は、近くの病院を受診しましょう。

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