スイスフランを両替するには

スイス、チューリヒ

金融業が発達したスイスでは、町中のあちらこちらに銀行がある

現在ヨーロッパの多くの国の通貨はユーロで統一されていますが、スイスはEUの加盟国ではないため、今でもスイスフランです。スイスフランは、日本ででもスイスででも、日本円から簡単に両替することができます。

 

日本ではどこで両替?

スイスフラン現金

スイスの通貨はスイスフラン。略称CHF、またはSFR

銀行、郵便局(ゆうちょ銀行)、外貨両替ショップなどで可能ですが、ドルやユーロほど利用者が多くないため、全ての支店でスイスフランを扱っているとは限りません。あらかじめネットや電話で確認した方が良いでしょう。成田や関空など、空港内の両替所でもスイスフランの現金を取り扱っています。

 

スイスではどこで両替?

両替窓口(イメージ)

両替所の窓口では、通常はガラス越しで係員が対応

スイスでは、空港や鉄道駅の両替所、町中の銀行などで、日本円から簡単に両替することができるので、両替できずに困ることはまずありません。空港や駅の両替所は、朝早くから夜遅くまで毎日オープンしているので、とても便利。

チューリッヒやジュネーブの空港の両替所は、到着ホールの目立つ場所にあります。時間帯によって行列が出来ていることもあるので、急ぐ場合は直結している空港の鉄道駅の窓口がおすすめ。

空港には自動両替機もあり、日本円からスイスフランの現金にボタンひとつで簡単に両替できます。24時間利用可能なので、両替所が閉まっている深夜や早朝でも大丈夫。自動両替機はグリンデルワルトにも一ヶ所あります(登山電車駅付近の銀行の地上階で、日本語観光案内所の同じ建物)。

鉄道駅の場合、急行が止まるような比較的大きな駅なら必ずと言ってよいほど、切符売り場の近くに両替窓口があります。

スイスの場合、空港や駅の両替所でも町中の銀行でもレートの差はほとんどないと考えて良いでしょう。一定のレベル以上のホテルでも両替を扱っていますが、手数料を余分に取られるので、ホテルは避けた方が無難。

山岳地帯や村などに滞在する場合、村に銀行があったとしても原則として週末はお休み、平日でも営業時間が限られていることがあるため、注意が必要です。当面の支払いに困らない程度の金額は、早めに用意しておきましょう。

両替は日本とスイスでどちらがお得?

基準となるレートは日本もスイスの銀行でも実質的に同じです。ただしそこへ上乗せされる手数料の率によって差が出てきます。ですが、ガイド自身何度か出発前の日本の空港と到着時のスイスの空港でレートの差を調べましたが、明確にどちらが得かという結論は得られませんでした。

飛行機の遅延などで到着時に上手く両替できないことも考えると、できれば日本で両替を済ませ、足りなくなればスイスで補充という方法が良いと思います。

カードの通用度は?

スイスで広く通用するカードは、VISA、マスター、アメリカン・エキスプレス、ダイナーズの4種類です。とは言え、スイスは北米のような徹底したカード社会というわけではないので、現金が手元にないと困る場面も出てきます。ホテルなど大きな支払いはカードで、その他の細かい支払いは現金で済ませるのが良いでしょう。

トラベラーズチェックについて

3年ほど前まではスイスフラン建てのトラベラーズチェックがあったので、ガイドも愛用していたのですが、現在は日本では発行されていません。ユーロのトラベラーズチェックなら購入できますが、日本円→ユーロのチェック→スイスフラン現金、と都度手数料がかかるので、得策ではありません。スイス中心の旅行の場合、トラベラーズチェックは選択肢から外して良いでしょう。

ユーロの通用度は?

多くのお店やレストランでユーロの現金も使えます。最近はレストランのメニューでもスイスフランの横にユーロを併記する店も多くなりました。

スイスを含めてヨーロッパ各国を周遊する場合も、スイスの滞在が全体の日程のごく一部なら、日本円から全部ユーロに替え、スイスではユーロを使うという方法も考えられます。

ただしお釣りはスイスフランで返されるケースがほとんど。その時の換算レートも、決してお店の損にならないレートで計算されるので、スイスで何泊かする場合は、やはりスイスフランを使う方が有利です。
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※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。