子の年齢に適した海外旅行先を選ぶも親の役目
子供の発達段階によって、海外旅行先も変えていくとよいでしょう。一般にファミリー旅行の場合、リゾート滞在型の旅が主流で、ビーチリゾートが特に人気です。ハワイやグアム、サイパンなどのほか、アジアのビーチリゾート(プーケットやバリ島など)も多くの日本人が子供を連れて訪れます。三世代旅行をするのであれば、こうしたビーチリゾートがおすすめ。ただし、就学前の小さいお子さんを連れていくのであれば、安全第一で行動することが求められます。また、小学校高学年からティーンエイジャーまでのお子さんなら、歴史や遺産に興味を抱く年ごろ。都市型観光や移動型の旅もおすすめです。ただし、治安のよい国や地域を選び、夜の外出も親と一緒に行動するよう促さなくてはなりません。年齢に適した海外旅行先を選ぶことも、親の役目といえましょう。
注意したい現地の法律 日本の常識が非常識なことも
例えば米国ハワイ州では、12歳以下の子供を13歳以上の付添い人なしで一人にすることが法律で禁じられています。ホテルの部屋やレンタカーの車のなかに子供を置いて外出する行為は刑罰の対象になるのです。また、飲酒や喫煙についても解禁年齢が日本とは法律上、異なりますし、子供が身体で覚えた交通ルールなども日本とは逆の場合があります。親も知らずにうっかり、ということにならないよう、事前にガイドブックなどで情報を収集しておくようにしましょう。