海外旅行の準備・最新情報/海外家族旅行

初めての子連れ海外基礎知識(2ページ目)

生まれて初めての海外旅行は、記憶に深く残るもの。それが子連れだったなら……。海外旅行が初めてというお子さんだけでなく、子供を連れていくパパ・ママにとっても初体験でドキドキ。これだけは知っておきたい、初めての子連れ海外基礎知識をまとめました。

千葉 千枝子

執筆者:千葉 千枝子

旅行ガイド

子連れはスリに狙われやすいので要注意

子連れのパパ・ママは、両手をあけることを念頭に手荷物を準備します。子連れ家族が一番、狙われやすいのは、財布など貴重品のスリです。タスキ掛けできるポシェット類は、チャックの部分を前方に。男性に便利なのは、カメラマンや釣りで着用するポケットチャックが多いベストです。内ポケットが多いジャケットなどを着るのもよいでしょう。リュックサックやズボンの後ろポケットに財布を入れることだけは、絶対にやめましょう。子供に気を取られている隙に、あっと言う間にすられます。

子連れは荷物がいっぱい 現地調達も考える

子供用フットウエア

子供用のフットウェアが豊富なビーチショップで現地調達するのもよい

子供の手を引き、ときには抱っこするなどして、両手がふさがるパパやママ。子連れ海外旅行は、それでなくても荷物がかさみ疲れます。持ち物には、現地調達がおすすめの品と、日本から絶対持参したほうがよい品があります。現地調達が可能なものは、ベビーカーや季節性衣類、サンダルなどですが、サイズが合わなかったり、探すだけで時間をとられたりと不便も。着古した洋服など現地で捨ててもよいものを持参することで、帰国時、スーツケースにはお土産などを入れる余裕スペースが生まれます。

日本から持参すべきものは、医薬品やオムツなどの衛生用品、持ち込み可能な離乳食や粉ミルク等々。普段、使い慣れたものを、現地調達するのは至難のわざ。ただし入国時に検疫で、きちんと申告するようにします絵本も日本語のものを一冊、用意しておくと安心です。

 

パスポートも海外旅行保険も大人と同じ 

子供パスポート5年もの

子供であってもパスポートは一人一冊

生まれたての赤ちゃんであってもパスポートは一人一冊、海外旅行保険も子供であるほど加入の必要性が高まります。子供だからと安心せず、諸手続きは早めに行うように。ちなみに子供のパスポートは、5年ものしか申請できません。親のパスポート併記は、かつては存在しましたが、現在、その制度はありません。

海外旅行保険は、子供に対して死亡保険金を多額にかけることができません。しかし後遺障害や疾病等の入院補償、救援特約など、万一の備えを手厚くかける必要があります。家族で加入できるファミリータイプの海外旅行保険が便利。海外旅行保険は、自宅から発着空港の行き帰りも補償の対象なので、前日までに申し込みを済ませておくと安心です。

詳細はこちら>>>子供のパスポート子供の旅行保険
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