具体的にはどのような住宅なのか、今回は、実証実験開始にあたり報道関係に公開された、三菱電機の「大船スマートハウス」についてご紹介しましょう。
節電・快適・安全・安心な暮らし
鎌倉市大船に建設された「大船スマートハウス」は、自立循環型住宅ガイドラインに沿った環境配慮型住宅。2×4工法のオール電化2世帯住宅(建築面積/124平方メートル 延床面積/223平方メートル)です。自然エネルギー活用と高効率省エネ機器による節電に配慮した「大船スマートハウス」
取り入れられている主要な設備は、エコキュート、ヒートポンプ温水床暖房、太陽光発電システム、IH クッキングヒーター、エアコン、LED 照明など。これらの機器を最適に制御するHEMS(Home Energy Management System)、宅外システムとの連携のためのホームゲートウェイ、電気自動車、蓄電池などが設置されています。
これらによって、日々の暮らしに対応した節電・快適・安全・安心システムを開発・実証、宅外と連携したサービスを提供するホームゲートウェイの課題を検証するとか。
では、どのような快適さや省エネの工夫があるのか、次ページで 具体的にみていきましょう。