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画像提供:オオツカ熱帯魚 |
ジャイアント・バンジョー学 名:Amaralia hypsiura |
『ジャイアント』と名につくものの、最大で全長15cmほどと決して大きくはない。一般的なバンジョーキャットがおよそ12cmほどなので、そちらと比較してもやや大きい程度だ。ただし、こちらの方が貫禄がある。よりゴツゴツ感が強く出ており、しかも太短い。あながちジャイアントという呼称も間違いではないと言える。 ナマズ目アスプレド科に属するバンジョーキャットの仲間は、幾つかの種が観賞魚として知られている。不明種も含め、数多くの魚が輸入され、地味ながらもファンは多い。 形態から推測できるように、底床に堆積する枯葉や枝などに擬態していると思われ、日中は余り活発に泳ぐことはない。もっぱら夜間に活動する。底棲するスタイルから、底砂には目の細かい砂を用い、底床内の腐敗には留意する。生活の根幹となる底床が汚れてしまうと、病気の発症を招き不調につながる。 飼育は難しくないが、人工飼料に馴染みづらく、冷凍赤虫やイトミミズなどを与える必要がある。性格は温和なので、同程度のサイズの温和な魚となら問題なく混泳も可能だが、口に入ってしまうような小型魚は避けた方が懸命だ。 |