水2種類、レトルト食品に乾パン、、
ガスボンベにラップ、ウェットティッシュetc.

押し入れ

階段下の押し入れに入っているのは水、ランタンにクーラーボックスその他のアウトドアグッズ。ランタンの下にあるのは自家製味噌の樽

まずは、我が家の備蓄品をご紹介しましょう。水はバルコニーに置いた生活用水と飲料用のペットボトル2リットルを3箱用意してあり、生活用水は水道水をポリタンクに詰めたもの。被災後、水の配給があったとしても入れる器がないとはよく聞きますから、ポリタンク自体も必需品でしょう。









備蓄食料品

キッチンの棚には食料品の備蓄。古い家なので破損してしまっている耐震ラッチがいくつかあり、2月に部品の発注、現在は施工待ちの状態

食料品は災害用に長期保存が可能な乾パン、スープの類の缶詰類にレトルトのお粥、カップラーメン、クッキー、フリーズドライの味噌汁を常備。調理用にはカセットコンロとボンベ。日常生活では滅多に使いませんが、押し入れの奥には七輪、炭もあります。目安としては被災後、救援が来るまでの3~4日は食いつなげること。古典的ではありますが、米、味噌と、酸っぱいモノ嫌いでありながら梅干も用意してあります。

食品以外ではウェットティッシュ、業務用で大容量のサランラップ、アルミホイルを用意。来客の多い家でもあるので、使い捨ての食品パック、コップなどもあり、これで食器を洗わずに済むだろうと考えています。余談ですが、学生時代、記録的な水不足状態の九州を訪れたことがあり、レストランで紙コップで水が出てきた時はショックでした。それ以来、使い捨て食器は多少なりとも置いてあります。

心強いのは、山男で釣好きの夫が持っている各種のアウトドアグッズ。ランタンにテント、大型クーラーボックスなどは何かと役に立ちそうです。また、買い物に出られないことが多いので、これ以外の食品、日用品なども基本的にはまとめ買いしておく習慣があり、数日なら家の中に籠って過ごせるのが日常。忙しさにも良い点がある(!)ようです。

寝室には家具ゼロ、
家の中ではゴム草履愛用

壁に絵

今どきはピクチャーレール利用で揺れても絵が落ちることはないだろうとは思うものの、どうも、見ていると不安になって仕方ありません……

住まい選びで気を遣ったのは寝室。寝ている時は無防備ですから、そこにモノが降ってくるようでは不安です。我が家は現在賃貸ですが、寝室には天井までの高さの作り付けクロゼットが3間あり、家具は置かずに済む状態。もし、ワンルームなどで家具を置かざるを得ない間取りの場合にも、頭に固いモノが落ちてくるような配置は避けたほうが良いと思います。個人的には、寝室の壁、枕元側に壁が掛けてあるマンションモデルルームはどうかしてる!と思いますが、まあ、あれは見た目なんでしょうね。実生活では真似しないほうが良い気がします。

ゴム草履

10数年以上室内ではゴム草履を愛用。健康に良いという説もあります

もうひとつ、寝る時に必ずベッドサイドに置くのはゴム草履。葉山のげんべいの品で、お店ではビーチサンダルと言っているのですが、どうも、ゴム草履という言葉に馴染みがあり……。一般には災害時、暗闇でガラスの破片などで足を怪我しないようにスニーカーなどをベッドサイドにと言いますが、現実的に考えると、暗闇でスニーカーを履くのは大変というのが私の考え。それを考えると、ぱっと起きて、ぱっと履いて、そこそこ底が厚くてとなると、毎日スリッパ代わりに履いていることもあり、私にはゴム草履が一番。スリッパよりも脱げにくい点もお勧めです。

大事なのは
危険な思いを忘れないこと

そして、もう1点、強く思うのは、危険な思いは忘れないことが大事です。過去の記事「東京で一番地震に弱い街はどこ?」で東京都が発表している地域危険度調査をご紹介していますが、これは日本、いや世界でも初の調査。昭和50年に発表されていますが、その際、ここまでの調査を公表したら地価が下がり、東京の発展を妨げるのではないかという議論があったと聞いています。

ところが、調査自体は5年ごとに行われ、誰でも見られるようになっていますが、懸念されたような事態は起こってはいません。不燃化や耐震補強もまだまだやるべき余地が残されています。家選びでは安全よりも先に利便性や価格に目が行ってしまう場合も多いのです。住まいに求める条件のうちで、安全は基本のはず。以前に比べ、簡単に情報を得られる時代なのですから、自分と家族のために、情報を上手に利用していただきたいと思います。




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