銀行・郵便局/ネットバンキングの活用方法

比較!ネット銀行VS従来型銀行

2000年に日本で初めてのインターネット専業銀行が開業し約10年が過ぎました。口座数や預金残高が増えて、ネット銀行の存在感が高まっています。ネット銀行と従来型銀行の違いとは?

坂本 綾子

執筆者:坂本 綾子

預金・貯金ガイド

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店舗がなく24時間ネットで取引できるネット銀行

ネット銀行VS従来型銀行

24時間いつでもどこでもネットで取引。

その名の通りインターネット専業銀行は、取引をインターネットで行います。残高照会、入出金明細の確認、振込、定期預金の作成や解約、投資信託の購入まで、銀行のサイトにログインし、自分でクリックして取引します。ですから、原則、店舗はありません。

すでに銀行取引は、店舗窓口でなくともATMでいろいろなことができるようになっています。残高照会や振込、銀行によっては定期預金や外貨預金の取引などまで可能です。そのATMに足を運ぶこともなく、パソコンから原則24時間、その銀行が提供するサービスをインターネット経由で利用できるのがインターネット専業銀行です。銀行取引のためにわざわざ外出し、店舗窓口やATMに並ぶ必要がないのです。また、窓口やATMが利用できる時間には制限がありますが、ネットならいつでも自分の都合のいい時間に取引できます。

ただし、現金を口座に預入る、口座から現金を引出す場合は、提携ATMまで足を運ぶ必要があります。振込を利用すれば、口座への入出金もインターネットでできますが、振込手数料がかかる場合が多くなっています。

一方、従来からある都市銀行や地方銀行でも、インターネットバンキングの申し込みをすれば、窓口やATMでの取引と平行してネットバンキングを利用することができます。そして従来型銀行においてもネットバンキングの申し込みをする人が増えています。

ネット専業銀行か従来型銀行かにかかわらず、「ネットで取引し、現金の預入や引出はATMで」というスタイルが、今後は増加していきそうです。

ネット専業銀行でも、従来型銀行でも、インターネットバンキングができる時代にあって、利用する際の違いはあるのでしょうか?

次ページで紹介します。

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