リフォーム費用/リフォームコストダウンのコツ

リフォーム費用はショールーム活用でお買い得に!?(2ページ目)

リフォームする前にはメーカーショールームに行って建材・住宅設備の実物を確認した方がよいと言われます。もちろん、そういう理由でショールームを活用してもよいのですが、もっと上手に活用してリフォーム費用をお得にする方法あることをご存知でしょうか。今回はショールームのお買い得活用方法をご紹介します。

大野 光政

執筆者:大野 光政

リフォームにかかるお金ガイド


結構やっているショールームイベントを活用する!

普段なじみのないメーカーショールームは、リフォームする時だけ見学するとは限りません。メーカーとしても自社の商品がどれだけ素晴らしいかをたくさんの人に知ってもらうため、様々なお楽しみイベントを企画し、商品に触れてもらう機会を作ってくれています。

実はこういったイベントに参加して、しかも建材や住宅設備の見積りを依頼すると(ある程度の期間は限られますが)、メーカー協賛としてあるオプション品が無料になったり、値引きの特典が受けられたりと参加者にとっても嬉しいオマケがあるのです。

こういったイベント情報は日頃からリフォーム業者に今後のリフォーム計画を打ち合わせしておいたり、メーカーショールームでアンケート記入をしておくことで入手できますから、今後リフォームの計画があるお住まいでは積極的にこういった「逆営業活動」も大切なのです。

カタログでは気が付かなかったお買い得品を見つける

商品グレードは?

普及品や中級品でも組み合わせることで豪華に見せることもできます。逆に豪華なグレードでも施主のニーズにこたえることができない場合もあるのです。

車を買い替えるときに、実際の車の形や仕様を知らずに買う人はほとんどいないと思いますが、リフォームにおいては意外と実物を目にすることなく契約してしまうことがまだまだ多いのです。

一般的には建材・住宅設備メーカーは商品グレードを複数用意しています。高級グレード、中級グレード、普及品グレードというように、シリーズが設けられており、この中から施主のリフォームイメージに近いものをチョイスしてくことになるわけですが、リフォーム業者との打ち合わせにおいて提示されるカタログは、通常数冊程度です。施主をあまり悩ませてしまってはいけないという配慮であることも多いのですが、建材・住宅設備はメーカー1社に絞ったとしても相当なバリエーションがあります。

ショールームにはたくさんの商品が展示されています。やはり実際の手触りや質感はカタログやホームページだけで比較することはできませんから、メーカーや工事業者が考える普及品グレードであっても、施主にとっては十分な品質であることだってあります。普及品だから全ての施主にとって未熟な商品である断言することもできませんし、高級グレードでも施主のイメージに程遠いことだってあるのです。リフォームが終わってからがっかりすることを避けるためにも、ショールームは積極的に活用すべきであり、結果的に無駄なリフォーム費用を防ぐことにつながるのです。

モノを見ないでリフォームするのはもったいない!?

今回はショールームの上手な活用方法をご紹介しました。先ほども触れましたが、リフォームにおいては実物を見ずに業者に言われるがままに契約してしまうケースが非常に多いのが現実です。リフォームでできることをよく理解するためにもショールームをもっと活用して、満足度の高い住まいを作れるようにしたいものです。


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