未曽有の大震災

東日本大震災新聞

地震と津波の脅威を伝える新聞記事

2011年3月11日、日本は未曽有の大災害に襲われました。観測史上最大のマグニチュード9.0の巨大地震、それにより引き起こされた大津波で、東北から関東にかけての太平洋岸は壊滅状態に。多くの犠牲者を出し、いまだに行方不明の方もたくさんいます。

加えて、福島第一原発が制御機能を失い、放射線が放出されるという事故によって、被害の規模はさらに大きくなりました。大地震から1カ月以上たった今も、収束の見通しはまだ立っていません。

今回の震災でよく使われた言葉は「想定をはるかに超えた」という表現でした。ある程度は地震に慣れている我々日本人でさえも、対処の仕様がないほどの規模だったのです。こんな時、地震がない国で生まれ育った外国人パートナーは、落ち着いて安全に避難できるでしょうか? これを機に、ご夫婦やご家族で、被災時とその後の行動を話し合っておくことをぜひおすすめします。

外国人被災者の問題点

東日本大震災では、被災した地域がひじょうに広範囲にわたっていたため、外国人で被災した方も多く、ニュースでその問題点がさかんに取り上げられていました。

最も大きく報じられていたのは、言語の問題です。日本語がまだよく話せない、あるいは日常会話はできても専門用語が頻出するニュースは難し過ぎるため、必要な情報が得られず、たいへん不安な思いを抱いていた人は少なくありません。

特に、今回のように昼間の地震ですと、日本人のご主人が仕事に出ている場合が多く、外国人の奥さんや子供たちだけで取り残されてしまうようなケースもありました。

また、原発問題では、何がどのくらい危険なのか分からない、野菜の産地を確認しようにも漢字が読めないなどの声が聞かれました。

これらの状況を踏まえて、日頃からどのような準備をしておけばいいのか、考えてみました。