マイナス風潮が吹き飛んだら・・・
そして、楽しいことをしてもいいのだろうか、贅沢をしれはいけないのかもしれない、といったマイナスの風潮があるのも考えものです。でも、この風潮があると消費者のマインドはどんどん下がってしまいます。一方で、やっぱり人間なので、楽しいこともしたいし、美味しいモノも食べたいという欲求は必ずあるでしょう。というか、それが自然の姿のはずです。
だからこそ、ここで考えることは、お金を使う場があれば、消費者はお金を使うようになるということです。自粛ムーズがなくなり、自粛巣ごもりも解消されたときには、人は外に出ていきます。たとえば、映画を見に行ったり。この場合の銘柄としては、東宝をはじめ松竹、東急レクリエーションなどです。
そして、総合的な遊びをするようになると思います。この場合にはラウンドワンがあり、シダックスはカラオケでサービスを提供しています。多くの人が大好きなディズニーランドにも行くでしょう、旅行に行く人だって増えるでしょう。そうすればHISやKNT(近畿日本ツーリスト)、ホテル予約の一休、リゾートソリューションなどを利用する人が戻ってきます。
巣ごもりと自粛は違う
ゲームをして、ちゃんと消費をすれば「自粛」とは違う。
ただ、いつまでの自粛のムードであるはずがなく、「巣ごもり」だってどんどん減ってくると思います。「あ、このままではいけないな」と気付いた人は自粛巣ごもりもやめて、どんどん外に出ていくでしょう。節約疲れがあるように、自粛疲れも出てきます。そうすれば、テーマパークにも人があふれ、イベント開催も増えてくるでしょう。イベント企画の最大手はTOW、展示施設や商業施設のディスプレイや設計企画は乃村工藝社などがあります。
このタイミングで消費者にとって心地よいサービスを提供できる会社は支持されてきます。というか、そういう会社がたくさん出てくることで、自粛ムードは断ち切られるのではないかと思います。だから、そういう会社がもっと出てきてほしい。そんなことを思います。