新ファインダーでさまざまな撮り方が可能
ボディ全面のレトロなレバーが、EVF←→OVFの切り替えレバー
光学ファインダー(OVF)と電子ファインダー(EVF)を切り替えることができる。クリアでシャッターチャンスに強いOVFと、実際のボケ味や設定などを見ながら撮影できるEVFの両方を搭載しており、使用用途により使い分けることが可能だ。また、ボディ前部のレバーで即座に変更できるので、EVFでボケ味や露出を確認しつつ、OVFで撮影というような使い方も可能となる。この切り替えは本当に便利な機能だ。
絞り、シャッタースピードが即座に変更可能
多くのエントリー向けデジタル一眼レフと異なり、絞り・シャッタースピード・露出補正にそれぞれ専用のリング・ダイヤルが設けられている。これは「撮れる人」にとって、非常にありがたい機能といえる。例えば逆光で明るくなりすぎるので光量を下げたい場合、動きがあるものならシャッター速度は変えずに絞りで対応したいし、ボケ味を優先したい場合はシャッター速度を上げることで対応したい。それが即座に変更できるというわけだ。
F2.0の明るいレンズでボケ味もデジ一眼クラス
ややレトロな気もするが、レンズ周りの質感は非常に高品位
実際のボケ味や解像度は実写画像を見ていただきたいのだが、レンズキット同梱のズームレンズを搭載したエントリークラスのデジタル一眼カメラでは、太刀打ちのできないレベルであるといえるだろう。