ブルーレイレコーダー/ブルーレイ・DVDレコーダーの基礎

ブルーレイディスクはDVDと何が違うの?(2ページ目)

レコーダーの主流はDVDHDDレコーダーからブルーレイHDDレコーダーへと移行しています。DVDとブルーレイディスクの違い、そして、最近、登場した新しい規格であるBDXLやブルーレイ3Dについて解説します。

一条 真人

執筆者:一条 真人

デジタルガイド

ブルーレイディスクはファイナライズいらず

容量が大きくなったブルーレイディスクですが、使い勝手の面でも進化しています。記録型DVDではビデオデータを書き終えるとファイナライズという処理をしなければならず、これをしないと他のレコーダーやプレイヤーなどで映像が再生できないということが発生しました。これに対して、ブルーレイディスクではそもそもファイナライズ処理というもの自体が存在せず、気軽に使うことができます。


3Dに対応したブルーレイディスク「ブルーレイ3D」

ブルーレイの大容量を生かし、最近ではブルーレイ3D(Blu-ray 3D)という3D映像の規格ができました。これはMPEG4 MVC(Multiview Video Coding)という新しい圧縮方式で左右の目に対する映像を収録しています。通常は2倍になってしまうわけですが、重複部分を効果的に圧縮することで、2Dの場合より50%程度の容量の増加で3D映像を収録することに成功しています。
ブルーレイ3D再生、AVCRECに対応するソニー BDZ-AT900

ブルーレイ3D再生、AVCRECに対応するソニー BDZ-AT900



DVDにハイビジョン記録できる「AVCREC」とは

前ページで述べたようにDVDビデオ規格では720×480ドットというSD(標準)解像度の映像を収録することになっていますが、ソニーやパナソニックなどのAVCREC対応のレコーダーを使えば、地デジ録画をDVDにハイビジョンで記録することができます。AVCRECではDVDビデオよりも圧縮効率の高い方法で映像を圧縮することで、可能になっています。


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