蔦珈琲店(つたコーヒーてん)…表参道
店名の通り蔦におおわれた蔦珈琲店のエントランス。建築家・山田守は日本武道館の設計でも知られています。
緑のまぶしい蔦珈琲店の窓辺。ソファは天童木工。
人が喫茶店に求めるものはさまざま。時間や空間を求める人、コーヒーが飲みたい人、マスターとおしゃべりしたい人。使い方はお客さまが自由に決めればいい、と小山さん。
「僕がそれに応える方法は、毎日変わらずにおいしいコーヒーを出すこと。何年もお店を変えずに維持するのは、こちらのエネルギーを増幅しなければ難しいことですが」
朝淹れる一杯と閉店間近の一杯。その味がぶれないよう気力と体力を整える努力も不可欠のようです。
メニューにはちょっと珍しい「コーヒーとチーズ」のセットもあります。
「お金持ちが高価な買い物をするのは贅沢じゃない。うちみたいな喫茶店がこういう氷を使うことが本当の贅沢(笑)時間をかけて氷を割ることで、お客さまにごゆっくりという気持ちも伝えているんです」
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