本書の内容
古時計とランプが無数に飾られた「物豆奇」は、今はなき国立の名店「邪宗門」にインスパイアされて開店
(一)浅煎りシナモンロースト編…喫茶店の扉をたたく前に
(二)中煎りミディアムロースト編…喫茶時間の過ごしかた
(三)深煎りフレンチロースト編…喫茶店とカフェの違いは何ですか?
喫茶人エッセイ
「喫茶店という装置」 文:今沢裕(イーハトーボ店主)
「コーヒーをおいしくする本の効能」 文:大坊勝次(大坊珈琲店主)
第1章…読書と語らいの空間
蔦珈琲店(表参道)、喫茶穂高(御茶ノ水)、どんぐり舎(西荻窪)
珈琲亭ルアン(大森)、保久良珈琲店(吉祥寺) etc.
第2章…一杯の珈琲からたちのぼるもの
ランブル(銀座)、カフェバッハ(南千住)、堀口珈琲(千歳船橋)
大坊珈琲店(表参道) etc.
第3章…喫茶空間のスタイル
カフェ・アンセーニュ・ダングル(原宿)、カファ・ブンナ(六本木)etc.
第4章…魅惑の一皿 喫茶店の名物メニュー
ベルク(新宿)、ドゥー(目黒)、夏への扉(青梅)、論(渋谷) etc.
第5章…神田神保町 古本街の喫茶店
さぼうる、茶房きゃんどる、ミロンガ・ヌォーバ、珈琲専門店エース etc.
第6章…ジャズ喫茶・名曲喫茶の時代
DUG(新宿)、いーぐる(四谷)、GENIUS(中野新橋)、Mary Jane(渋谷) etc.
次ページでは、第1章から表参道の蔦珈琲店をご紹介します。