地デジテレビやレコーダーとの違いは?
地デジパソコンと、地デジテレビや地デジ対応のHDDレコーダーなどとの違いを良い点と悪い点とで見ていきましょう。良い点は、テレビをより楽しむために様々な使い方ができることが挙げられます。最近の地デジテレビは、インターネットのサービスを取り込むなど便利に使う工夫がされていますが、全て「テレビ」を使うことを前提としているためその使い方は限定されています。
それに対して、地デジパソコンはテレビもあくまで一つの機能です。そのためテレビ視聴中に気になる情報をWebブラウザで検索したり、逆にインターネットを見ていて気になった番組を録画することもできます。
webブラウザなどの、さまざまな機能を自由に選べるのもパソコンのメリット
また、2台目目的の小型テレビと比べると、地デジパソコンは同じサイズで画面の解像度が高く鮮明な映像を楽しめます。たとえば21インチで比較した場合、パソコンでは横1920×縦1080のフルHDサイズの解像度が主流ですが、同サイズの地デジテレビは横1366×縦768のHDサイズ以上のものはありません。
また、地デジパソコンは地デジテレビとレコーダーを合わせたぐらいの価格で購入できます。テレビとレコーダー、パソコンの全てを買い換えるなら、地デジパソコンにすることでパソコン代がそっくり浮くでしょう。2台目用途としてはこれは大きなメリットです。
テレビやレコーダーが地デジパソコン内に収まってしまう
悪い点としては、一体化しているためにどちらかの機能が故障すると両方とも使えなくなる点が挙げられます。テレビデオのような一体型の製品を使った事のある方なら、その不便さを理解できるでしょう。
また、パソコンのいちソフトとして動作するため反応がどうしても遅くなります。最新の地デジパソコンでは気にならないレベルですが、比較してしまうとまだ差があります。