炊飯など、キッチン周りの準備
■ご飯の準備
炊飯器を利用してご飯を炊いている場合、計画停電により炊飯できなくなります。食事の準備は停電の前にすませておきましょう。梅雨や夏季でない限り、2~3時間程度であれば、炊飯器の保温を切ってご飯を置いておいても、傷みの心配は少ないです。心配な場合は少量のお酢を加えておくともちがよくなります。
停電中は換気扇も使えません。その間は極力火を使わないようにするのが良いのですが、どうしても使わなければならない状況の場合は、ガスコンロやカセットコンロで調理をする際、窓を開けるなど換気を忘れないようにしましょう。
■給湯機が使えない場合も
ガスの給湯機であっても電気を使ったリモコンでコントロールしている物が多くあります。その場合、停電時間中はお湯が使えなくなるので、入浴など予め時間をチェックしておきましょう。停電が復帰してもリモコンがオフになったままの場合もありますので確認を。
日常生活での準備
ソーラー式の携帯充電器
携帯電話など充電しておく事により計画停電中にも使えるものは、あらかじめ充電しておきましょう。最近ではソーラー式の充電器もありますので、そのような物を準備しておくと安心できます。
■ラジオ、ワンセグの準備
計画停電中も情報源としてラジオやワンセグテレビを準備しておくことは必要です。乾電池式のラジオの準備や、携帯の充電をしておくことも必要。携帯電話のワンセグを利用する場合は電池消費も早いので、乾電池式の充電器も準備しておきましょう。
取り外し可能な自転車用のLEDライト
計画停電は時間帯により夜に実施される可能性もあります。余震の可能性もある状態でロウソクを使うのは危険です。乾電池で使える懐中電灯を準備しておきましょう。 懐中電灯が手に入らない場合、取り外し式の自転車用のライトが便利です。乾電池式で最近のものはLED電球を使用しているので、電池消耗も少なく長く使えます。防水仕様のものが多いので外で使うことも可能です。
■計画停電により断水の可能性も
停電になると水道施設に電気を送ることができなくなり、自家発電機能がない一部の水道施設では断水になる可能性もあります。また大型マンションなどで貯水タンクからポンプでくみ上げるための電力がないと、断水になることも考えられるため、あらかじめ確認しておいた方がよいでしょう。
■水の準備
飲み水の準備としてヤカンや鍋などに、又、水洗トイレ用などに浴槽にも水を溜めておきます。水洗トイレをバケツで流す方法は、TOTOのこちらのページに詳しく掲載されていますのでご確認ください。
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