初めて行く人必見! 久米島観光の基本情報

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真っ白な砂浜とコバルトブルーの海が自慢の久米島には、離島ならではのゆったりとした時間が流れます

東西約1000km、南北約400kmの広大な海域に160もの島々が点在する沖縄。沖縄本島のまわりにもたくさんの島々があり、そのうちのいくつかは人が住む有人島です。今回は、沖縄本島の西に浮かぶ久米島についてお話したいと思います。
 

久米島はどんな島?

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久米島の一面に続くサトウキビ畑と真っ青な海! 

久米島は、沖縄諸島の離島の中で一番大きい島で、周囲は約48km。素晴らしいブルーのグラデーションに輝く東シナ海の海と、濃い緑に覆われる山々のコントラストが美しく、起伏に富んだ地形が島に豊かな自然をもたらし、豊富な水とクメジマホタルなどの固有種が生息しています。その美しさは昔から”珠美の島(くみのしま)”の名称で呼ばれていることにもよくわかります。
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水に恵まれる久米島は、緑も濃く、色彩の美しい島です

水に恵まれた島のため、古くから稲作が行われ、その米を使って造る泡盛『久米仙』は今や全国的にも有名。また島の伝統工芸である久米島紬(つむぎ:紬糸で織られた絹織物)は日本の紬の発祥と言われ、草木染めならではの深みのある風合いが魅力です。環境を活用した取り組みも盛んで、ミネラル豊富な島の海洋深層水を活用した温泉スパ施設「バーデハウス」があり、海洋深層水のお水や化粧品などの商品化も数多く、なかなかイノベーティブな取り組みにも積極的。

島にはいくつもの集落がありますが、観光客用のホテルや民宿など宿泊施設があるのは、主に久米島を代表するイーフビーチの周辺か空港周辺。大きな島だけに、久米島にはスーパーもあるし、イーフビーチにはコンビニもあります。飲食店の数も充実しているので、離島にありがちな不便さはまったく感じない島と言えるでしょう。
 

久米島への行き方・アクセス

久米島へは那覇から飛行機で30分。時間がない旅行者にはこれが一番オススメですが、那覇泊港からフェリーも毎日2便出ています。所要時間は久米島への直行便となる2便が3時間15分。渡名喜島を経由する1便が、3時間45分。こちらは片道3000円なので飛行機と比べるとぐんとお得。時間に余裕がある人や、節約派の人は断然船を選びましょう。
 

久米島での交通手段

イーフビーチ界隈だけで過ごすなら車は必要ありませんが、島内観光や集落から集落への移動には車が基本。レンタカーを借りるか、タクシーを呼んでもらうか、となります。空港~兼城港~イーフビーチを結ぶバスがあるのでイーフビーチに宿泊するならバス利用でも問題ありません。ただし、本数はあまり多くありません。
 

久米島の観光スポット

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自慢の海の美しさはこのとおり! 一日中眺めていても飽きません!

久米島の一番の見所と言えば、なんといっても海! なので、とにかくお天気が良いときに訪れて欲しいのですが、そればかりは運次第ですね。離島としては、それなりの大きさの島なので、海以外にも歴史史跡や絶景スポットなどいろいろと見て回る観光ポイントがあります。またこの島に来たならぜひ体験して欲しいのが海洋深層水を利用したスパ。つるつるの美肌をお土産に持って帰って欲しいものです。
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自然豊かなこの島は、島人もみなとても親切。挨拶される前にこちらから挨拶してみては?

島観光には車が必要なので移動手段としててはレンタカーがおすすめですが、自分で運転しない人はタクシーをチャーターして観光スポットまわってもらう、もしくはレンタバイクという手もあります。また、久米島では観光客に島の自然や文化を知ってもらうための体験型交流プログラムを用意しているので、そういったプログラムに参加して島人に案内してもらうのもよいでしょう。
 

おすすめ観光スポット1.イーフビーチ

イーフビーチ

ホテルや民宿が多く集まるイーフビーチは久米島のメインスポット 写真提供:久米島観光協会

久米島を代表するビーチ。真っ白な砂浜が2km続きます。遠浅なので子供を遊ばせるには安心ですが、大人が泳ぐ場合は満潮か満潮前後の潮が満ちている時間を選んでください。ビーチの美しさは文句なしなので、のんびりと過ごすのに最適。「日本の渚百選」にも選ばれています。イーフビーチホテルに宿泊すれば目の前がビーチという絶好のリゾートロケーションとなります。

住所:沖縄県島尻郡久米島町謝名堂
地図:google map
 

おすすめ観光スポット2.はての浜

はての浜

眩しいほど真っ白な砂と海だけの世界が広がるはての浜 写真提供:久米島観光協会

久米島に来たら絶対に訪れて欲しいのが「はての浜」。エメラルドグリーンの海に真っ白な砂だけの島がぽっかりと浮かぶ、無人島で、それは美しい光景が広がります。憧れの南の島をそのまま絵に描いたような感じ。遠浅で波も穏やかなので、透明度抜群の海ではシュノーケリングが楽しめます。もちろん、さらさらの砂の上を歩いているだけでも十分に気持ちがよく、海と空と真っ白な砂とのコントラストが生み出す色彩の美しさに感動するはず。

はての浜へは久米島の泊フィッシャリーナから船で渡してもらいます。宿泊先まで送迎つきのツアーもたくさん出ているので、活用すると便利。日焼け止めとラッシュガードまたはTシャツ、帽子などの日よけグッズは忘れずに。
地図:Google map
 

おすすめ観光スポット3.畳石

畳石

六角形の奇岩が模様のように並ぶ畳石 写真提供:久米島観光協会

イーフビーチの先から橋で渡った奥武島にある国指定天然記念物の奇岩群です。六角形の岩がぴっしりと並び、それがまるで亀の甲羅のように見えることからこの名前がつきました。ちょっと他では見られない珍しい光景が広がり、畳石の向こうに望むイーフビーチと、目の前に広がる海の美しさを楽しめる景勝地。ちょうどバーデハウスの裏手あたりに位置しています。

住所:沖縄県久米島町奥武島
地図:Google map
 

おすすめ観光スポット4.比屋定パンダ

久米島の絶景ポイントと言えばここ。パンダとは崖を指す言葉なので、この比屋定パンダは上り坂をずっと登ったかなりの高台にあります。島の北東部からはての浜までを一望できるので、天気のよい日はとても気持ちがいいです。海を眺めると、渡名喜島、粟国島、慶良間諸島の姿が見えます。

住所:沖縄県島尻郡久米島町比屋定
地図:Google map
 

おすすめ観光スポット5.熱帯魚の家

なんともかわいらしいネーミングのスポットですが、これは岩場の潮溜まりのこと。潮溜まりの中を泳ぐカラフルな熱帯魚の姿がたくさん見られるので、海に入らずに熱帯魚鑑賞が楽しめます。子供は大喜びですが、岩場なので足下に注意。リーフブーツがあれば安心です。

住所:沖縄県島尻郡久米島町比屋定
地図:Google map
 

おすすめ観光スポット6.宇江城城跡

大貿易時代に琉球にとっての要所であった久米島には城跡が10カ所以上もありますが、その中で一番高い場所にあるのがこの宇江城。沖縄全土を見ても、一番高いと言われています。久米島のてっぺんにあるこの宇江城城跡からは360度の大パノラマ風景を堪能できます。城跡はわずかに石垣が残る程度ですが、それでもこんなに高い場所によく昔の人は城を造ったなと感心させられます。

住所:沖縄県島尻郡久米島町宇江城
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おすすめ観光スポット7.上江洲家(うえずけ)住宅

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屋根が広く、風通しがよい沖縄の家。縁側に腰かけてちょっと一休みしてみては。

国の重要文化財の指定を受ける1754年に建てられた琉球王朝時代の氏族の家です。屋敷はフクギの木で囲まれ、琉球時代の風水に基づいた建築様式を見ることができます。赤瓦の屋根にひんぷんという伝統的な沖縄の古民家で、保存状態が大変よいので、琉球時代にタイムスリップしたかのような錯覚に陥るかもしれません。家主のおばぁのお話もとても興味深く、ほっこりした時間を過ごすことができます。

住所:沖縄県島尻郡久米島町西銘816
TEL:098-985-2418
開館時間:9:00~18:00 不定休(不在のことも多い)
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おすすめ観光スポット8.タチジャミ

タチジャミ

近くで見るとなかなかの迫力のタチジャミ 写真提供:久米島観光協会

タチジャミとは「立神」のことで、海岸にそびえる高さ40mの奇岩です。前から見ると一枚岩ですが、横から見るとまるで屏風のような構造になっています。久米島の天然記念物に指定されています。

住所:沖縄県島尻郡久米島町宇江城
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おすすめ観光スポット9.ミーフガー

タチジャミ同様、こちらも海岸にそびえたつ奇妙な形の岩壁。女性が拝むと子宝に恵まれるという言い伝えがある岩ですが、想像以上になかなかスケールが大きく、あたりの海岸も静かで散策におすすめ。

住所:沖縄県久米島町
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おすすめ観光スポット10.赤嶺パイン園

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甘くでジューシー。切りたてのパイナップルとパイナップルジュース!

採れたてのパインを食べることができるパイン園。お土産には人気のパインジャムを!

住所:沖縄県島尻郡久米島町仲村渠108-41
TEL:098-985-4651
営業時間:9:00~18:00 不定休
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おすすめ観光スポット11.あじまー館

久米島初のNPO法人「島の学校久米島」が運営する、久米島の文化や自然を紹介する体験型交流施設。三線教室や沖縄のお菓子づくり教室などが開催されています。

住所:久米島町字仲泊962-2
TEL:098-985-3551
開館時間:9:00~18:00 水曜休み(シーズン中は無休)
地図:Google Map
 

おすすめ観光スポット12.バーデハウス

久米島のミネラル豊富な海洋深層水を利用したスパ施設。温水プールに、様々なスパ・トリートメントメニューが用意されている他、施設の目の前のビーチで海水浴やバーベキューを楽しむこともできるので、家族連れにもおすすめです。2000年の歳月をかけて熟成された奇跡の水を体験してみてはいかがでしょうか。

住所:沖縄県島尻郡 久米島町字奥武170-1
TEL:098-985-8600
営業時間:10:00~21:00 (最終入館20:00)
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おすすめ観光スポット13.久米島紬の里 ユイマール館

重要無形文化財に指定されている久米島紬。その特徴はなんといっても、染色からデザイン、製織まで全行程をひとりの人間によって行われることです。黒褐色の泥染や、薄い光沢のある灰色が美しいユウナ染めは久米島紬の中でもひときわ人気。ユイマール館では、久米島紬の制作行程を見学したり染めや織りの体験ができます。反物や小物類の販売もしているので、着物や伝統工芸に興味がある人はぜひ。

住所:沖縄県島尻郡久米島町字真謝1878-1
TEL:098-985-8333
営業時間:9:00~17:00
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久米島のおすすめグルメ!旅で食べたいあれこれ!

◼︎100%久米島産、『やん小』の「島味噌もやしそば」
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沖縄そばとしては珍しい味噌仕立て。丁寧に作られた麺とスープは絶品です。

久米島でそばといえば『やん小』。連日大満員の人気のお店です。海洋深層水入りの自家製麺と、久米島だけに出まわる久米島産もやしである惣慶もやしなど、すべて久米島産にこだわったそばは絶品! おすすめは惣慶もやしがたっぷりのった「島味噌もやしそば」。

住所:沖縄県島尻郡久米島町仲泊509
TEL:080-3226-3130
営業時間:12:00~15:00(※そばがなくなり次第終了) 日曜休
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◼︎『YUNAMI FACTORY』の久米島シュリンプ
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カフクシュリンプならぬ久米島シュリンプ。ガーリックの風味が食欲をそそります。

ハワイと同じように、海洋深層水を活用して車海老養殖を行っている久米島。その車海老をハワイのカフクシュリンプならぬ久米島シュリンプにして食べさせてくれるのが『YUNAMI FACTORY』。絶品ガーリックシュリンプはビーチでのランチにもぴったりです。

住所:沖縄県島尻郡久米島町字兼城1146-1
TEL:098-996-5087
営業時間:11:00~17:00 水曜休
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◼︎子どもも大人も大好き! 『パラーくろしお』のぜんざい
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手作りぜんざいをたっぷり氷にかけ、アイスクリームがトッピングされた「ぜんざいアイスのせ」

イーフビーチのある謝名堂の集落にある民宿くろしおが運営するパーラーは、ビーチで遊んだあとほっと一休みしたくスイーツがそろったお店。自慢の手作りぜんざいのほか、アイスクリームなどがいただけます。

住所:沖縄県島尻郡久米島謝名堂548-24
TEL:098-985-7355
営業時間:民宿と同営業のため営業館不定・不定休
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沖縄本島のお隣の島というイメージの久米島ですが、本島とはまた異なる魅力にあふれます。離島ならではのゆったりとした時間と、最高に美しい島の風景を探しに、ぜひ久米島へ出かけてみてはいかがでしょう。
 
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