Wi-Fi接続すれば、さまざまなネット活用アプリを楽しめる
iPod touchをWi-Fi接続すれば、プリインストールされている「FaceTime(ビデオ通話機能)」をはじめとして、「メール」「Safari(Webブラウザー)」「マップ」「YouTube」「AppStore」「iTunes」「株価」などのアプリを利用できる。もちろんパソコンやiPhoneシリーズとのビデオ・音声通話だけでなく、一般電話や携帯電話との通話も可能な「Skype」、数多くリリースされている「Twitter」対応アプリなど、サードパーティー製のアプリも利用可能だ。Wi-Fiの設定方法はそれほど難しくない!
パソコンや周辺機器などでは、「AOSS」(バッファローが提供する自動接続設定機能)や「WPS」(Wi-Fiの標準化団体であるWi-Fi Allianceが規格化した自動接続設定機能)などが利用できるため手軽なのだが、iPod touchやiPhoneでは残念ながらこうした自動接続設定機能は利用できない。ただし、Wi-Fiの設定方法は決して難しくない。自宅に無線LAN環境が整っていれば、まずはその接続方法をメモっておこう。必要なのは以下の2つの項目だ。
●SSID……Wi-Fiを利用するためのIDのこと。SSIDが外部から見えない設定になっている場合、iPod touch側から自動探索できないので、必ずメモしておこう。
●パスワード……Wi-Fiを利用するためのパスワードのこと。「WEPキー」や「パスキー」などと呼ばれる場合もある。
これらをメモしたら、iPod touchの「設定」アプリを立ち上げ、メニューから「Wi-Fi」をタップして開こう。「Wi-Fi」がオフになっていたら、オンに変更。すると「ワイヤレスネットワークを選択…」と表示されるので、メモしておいたSSIDを一覧の中から選んでタップしよう。
SSIDをタップすると、接続に必要なパスワードの入力が求められる。そこでメモしておいたパスワードを入力すれば接続が完了するはずだ。
機器によっては接続方式などを細かく選択しなければならないものもあるが、iPhoneやiPod touchの場合はこれだけで接続設定が完了する。「ボタンを押すだけ」ほど簡単ではないが、決して難しくはないのがお分かりいただけただろう。
次のページでは、外出先でもWi-Fiサービスを使うためのサービスを紹介しよう。