マレーシア/ボルネオ島

クチン/マレーシア・ボルネオ島

羽田からアプローチできるマレーシアのボルネオ島の都市、クチン。かつて英国人が統治していた歴史や多くの民族が暮らすバックグラウンドが投影された街です。少し足を延ばせば、オランウータンなどの貴重な動植物が暮らす熱帯雨林や、昔ながらの暮らしを伝える先住民族に出会えます。ユニークな魅力が詰まった街、クチンを紹介します。

古関 千恵子

執筆者:古関 千恵子

ビーチガイド

羽田から行けるマレーシアのクチン、ご存じでした?

マレーシアのクチン

サラワク川を軸に街が形成されているクチン

2011年1月18日から、羽田&関空からマレーシアのボルネオ島にあるクチンへの運航がスタートし、注目度急上昇中の町、クチン! 今回の就航により、ボルネオ島最大の都市コタキナバルで経由はするものの、ほぼダイレクトにクチンへとインができるようになりました。ガイド自身、その名は知っていたものの、ほとんど知識がなかった街、クチン。行ってみないとわからない、そんな旅の面白さを感じさせる街です。 

日本からクチンへの行き方

マレーシアのクチン

1800年代の中華系の人々の暮らしが今も息づくサラワク川沿いのメイン・バザール

日本からいちばん便利な行き方は、マレーシア航空を利用したコタキナバル経由。羽田発‐コタキナバル‐クチン(MH83)は火・木・土の週3便。羽田を深夜1時20分に出発し、翌朝6時20分にコタキナバル着、コタキナバルを7時40分に出てクチンには9時10分に到着と朝からたっぷりと時間を使えるスケジュールです。帰国のクチン発-コタキナバルは、羽田は毎週月・水・金の運航。クチンを13時55分に出て15時15分にコタキナバル着、16時35分にコタキナバルを出発して羽田着は23時。都内ならば電車で帰れる到着時間です。

 

マレーシアのクチン

グヌン・ガディン国立公園では世界最大の花、ラフレシアを見られるかも

一方、関空発‐コタキナバル‐クチンは毎週火・金。9時25分に関空を出発し14時10分にコタキナバル着、15時35分にコタキナバルを発ち17時5分にクチン着。帰国はクチン発20時50分でコタキナバル着22時10分、コタキナバルから0時50分に出発し翌朝の6時40分に関空へ到着します。

経由地のコタキナバルでは一度機内から降りて、ボーディングの証明カードのようなものをもらい、待合室で搭乗待ちをします。セキュリティチェックを通れば、ゲート外のカフェや喫煙所へ行くこともできます。

ただし、2011年5月21日以降は直行便(フライトナンバーが同じ)ではなく、コタキナバル乗り継ぎになりますので、お早目に。 
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